コラム

UGCによるユーザー参加型マーケティング施策を徹底解説

最終更新日 2026年3月3日(Tue)

記事作成日 2024年2月20日(Tue)

SNSでのマーケティングにおいて欠かせない、「UGC」という言葉をご存じでしょうか?UGCの活用はSNS以前から存在していましたが、ユーザーのクリエイティブな発想・投稿によって生み出される、新たなマーケティング手法として注目が集まっています。
今回は、SNSにおけるユーザー参加型マーケティング、「UGC」の魅力と施策についてご紹介していきます。

UGCとはどのようなマーケティング用語か?

UGCとは「User Generated Content」の略で、一般ユーザーによって制作・発信されたコンテンツを指すマーケティング用語です。

UGC(ユーザー生成コンテンツ)の定義とは?

UGCとは「User Generated Content」の略称であり、企業ではなく一般ユーザーの手によって制作・生成されたあらゆるコンテンツの総称です。
企業が直接手がけた公式な広告や情報とは異なり、ユーザー自身が生み出した写真や動画、テキストなどのデジタルコンテンツ全般を指します。
実際のユーザーの生の声や体験を基に作られるため、信憑性や親近感が高いのが特徴です。

SNSにおけるUGC投稿とは何か?

UGC投稿とは、一般ユーザーが自らの意志で写真や動画、感想などをSNSやブログなどのプラットフォーム上で共有・発信する行為のことです。UGC投稿とは?

例えば、自分の経験や思考を映した食事や旅行の写真、美容商品の感想などをSNSやブログで発信します。
ユーザーが個人のアカウントからプラットフォーム上へアップロードするため、そのコンテンツの真正性やオリジナリティが高く評価されることが多いです。投稿内容が共感を呼び、拡散することで、同じ価値観を持つユーザー間でコミュニティが形成される場合もあります。

SNSマーケティングでUGC投稿が重要視される理由とは?

SNS時代において、UGCは情報の信頼性と拡散力が高く、ブランド認知の向上やユーザーコミュニティの活性化に直結するため非常に重要視されています。
企業が展開するマーケティング施策の中で、UGCの活用は低コストで大きなインパクトを与える手法として注目され、多くのブランドが積極的に取り入れています。

UGCがSNSのインプレッション獲得に貢献する理由とは?

SNSにおけるインプレッション獲得競争が激化する中、自然な拡散力を持つUGCは企業にとって競争を有利に進めるための必須ツールとなっています。
ユーザーが自発的に行うUGC投稿は、自然と拡散されやすいことから、その競争を有利に進めるカギとなります。
特に、UGCを活用したキャンペーンでは、ハッシュタグを使った投稿の拡散やユーザー同士の対話を促進し、より多くのインプレッションを獲得する効果があります。
ハッシュタグを使った投稿

SNSのUGC投稿は検索エンジン(SEO)にどう影響するか?

SNS上で生成されたUGCは、独自のキーワードを含み頻繁に更新されるため、検索エンジンにインデックスされやすくSEOにも好影響をもたらします。
ユーザーが作成するコンテンツは検索エンジンに頻繁にインデックスされ、検索結果に表示されることが多くなります。これは、UGCがオリジナルかつ更新頻度が高い内容を持っているためです。
企業が積極的にユーザーが作成したコンテンツをSNS上で紹介し、それが共有されることで、ブランドや製品に対する検索頻度が上昇し、結果としてウェブサイトへの誘導に繋がります。

SNSによるUGC生成▶検索エンジンにインデックス▶公式HPへのアクセス増加

また、UGCにより生成される自然なキーワードは、SEOにとって有益な要素であり、検索エンジンによる評価も高まる可能性があるのです。

UGC投稿がZ世代へのマーケティングに特に有効な理由とは?

SNSが生活の一部となっているZ世代は、自己表現や友人からのリアルなクチコミを重視する傾向が強いため、共感を呼ぶUGC投稿が極めて有効に機能します。幼少期からインターネットとともにあるZ世代には、特有の傾向がみられます。

  • 自己表現を重視し、個性を尊重する
  • 友達の意見やクチコミ情報を重視する

中でもこの2点の特性はSNSとの強い関わりがあり、身近な人が推薦する商品やサービスに対して興味や信用を持ちやすい傾向があります。
企業がこの世代のUGC投稿を上手く活用することで、高い宣伝効果を得ることができるわけです。

UGC投稿の活用が企業にもたらすメリットとは?

メリット1:UGCが認知拡大とエンゲージメント向上に繋がる理由とは?

消費者が自ら発信するUGCは企業広告よりも信頼性が高く、ユーザー同士のコミュニケーションを生み出すため認知度とエンゲージメントの向上に直結します。

メリット2:UGCから新たな市場やターゲットを発見できる理由とは?

ユーザーの独自の視点から生まれたUGCには、企業側が想定していなかった製品の新しい使い方や価値が含まれており、新規ターゲット層の開拓に繋がるからです。

【過去の成功事例】
1つの例として、女子高生の間で流行した匂いケア商品があります。
好きな人とボトルキャップを交換し、使い終わると願いが叶うというUGCが生まれました。これによって、異性だけでなく友達同士で交換するなど、本来と違う使用方法で流行し、テレビで取り上げられるほど話題になりました。

UGCは企業が予測もしていなかった製品の使い道やターゲット層を見つけるヒントになることもあるのです。

メリット3:UGCで顧客ニーズの把握とコスト削減ができる理由とは?

SNS上のUGCを分析することで、市場のリアルなトレンドや顧客の生の声を瞬時に収集でき、大掛かりな市場調査にかかる時間とコストを大幅に削減できるからです。

  • 市場のニーズやトレンドをリアルタイムで把握できる
  • 製品開発やマーケティング戦略の修正に役立てる

ユーザーの声を直接聞くことができるため、市場調査に掛かるコストと時間を削減できるという点も大きなメリットです。

UGC投稿をマーケティングに活用する際の注意点とは?

UGC投稿を活用する際の注意点

UGCを活用する際は、ステマ規制や著作権などの法的リスクを正しく理解し、ブランドイメージを損なわないよう適切な管理と透明性の確保を徹底する必要があります。

ユーザー参加型の「UGC投稿」には多くの利点がありますが、その一方で企業側が注意すべきポイントが存在します。UGCを用いたプロモーションには、法的規制、ブランドイメージへの影響、ユーザーとの適切なコミュニケーションなど、様々な側面において留意が必要です。

UGC活用時にステマ(景品表示法)へ注意すべき理由とは?

広告であることを隠してUGCを装う「ステルスマーケティング(ステマ)」は景品表示法違反となり、法的な罰則と企業の深刻な信用失墜を招くため厳重な注意が必要です。
企業側がPRの依頼をしている場合、法的な罰則対象(※1)となり得ますので、自社の関与するコンテンツが透明性をもって公開されていることが大切です。

※1:2023年10月1日より、ステルマーケティングは消費者庁によって景品表示法違反となります。

【関連記事】
【2023年10月開始】ステマ規制の悩みどころ3選!よくある相談例

UGCの二次利用で著作権や薬機法に注意すべき理由とは?

ユーザーの投稿を無断使用すると著作権侵害に該当し、健康食品等の誇大表現を含むUGCを広告利用すると薬機法違反となるリスクがあるため、関連法令の順守が不可欠です。
たとえば、他者が作成したコンテンツを許可なく使用することは著作権侵害にあたり、健康食品や医薬品に関する誇大広告は薬機法に抵触するケースがあります。
また、ステマ以外にも不当な景品やプレゼントを用いたキャンペーンは、景品表示法の不当景品類及び不当表示防止法に違反するかもしれません。

よって、UGCを扱う際には、法的な知識を持ち、適切なチェック体制を設けることが重要です。万一、法に触れるようなコンテンツが公開された場合、ただちに修正や削除を行う等の迅速な対応をしましょう。

UGCが生まれにくい商材の特徴とは?

専門知識が必要なBtoB商材や、視覚的な映え・特別な体験を提供しにくい日用品などは、ユーザーが自発的に投稿する動機が弱いためUGCが生まれにくい傾向があります。

UGCを一過性のキャンペーンで終わらせないための運用戦略とは?

キャンペーン終了後もユーザーの投稿を定期的に紹介し、コミュニティと継続的なコミュニケーションをとることで、UGCが恒常的に生まれ続ける仕組みを作ることが重要です。

UGC投稿を最大限に活用する具体的なSNS施策とは?

UGC投稿を活用したSNS施策

収集したUGCはただ放置するのではなく、広告クリエイティブへの転用や公式サイトへの掲載など、戦略的に二次利用することでマーケティング効果を最大化できます。

施策1:UGC投稿を広告クリエイティブとして活用するメリットとは?

実際のユーザーのリアルな声や体験を反映したUGCを広告クリエイティブに活用することで、第三者的な信頼感が生まれ、広告のクリック率やコンバージョン率の大幅な改善が見込めます。

施策2:UGC投稿を公式サイトに掲載する効果とは?

実際の購入者の写真やリアルなレビューを公式サイトに掲載することで、訪問者の購買に対する不安を払拭し、サイトの信頼性とコンバージョン率を劇的に高めることができます。
掲載するUGCは、商品やサービスに対する満足度を反映した質の高いものを厳選することが肝心です。
掲載する際は、必ずコンテンツを制作したユーザーへ許可をとりましょう。

施策3:UGCを活用して看板商品を育成する方法とは?

ユーザー自身に商品の多様な使い方や独自のアレンジを発見・投稿してもらうキャンペーンを実施することで、その商品を中心とした熱量のあるファンコミュニティと看板商品を育てることができます。
例えば、「○○を使った私だけのレシピを大募集!」といったUGCキャンペーンをすることで、商品の多様な使用方法をユーザー自身に発見してもらう絶好のチャンスとなります。
ユーザーが主役となるマーケティングによって、商品自体の認知度アップとともに、自社のファン層も広がる効果が期待できるでしょう。

施策4:UGC投稿を通じてブランド強化を図る仕組みとは?

特定のハッシュタグを通じてポジティブなUGCを集約・発信することで、ユーザーの共感を基盤とした強固なブランドストーリーが形成され、ブランド価値の向上が図れます。
UGCを用いたブランドのストーリー作りは、自然な形でのブランド育成に寄与しますので、上手にブランド成長へ繋げていきましょう。

SNS時代のUGCマーケティング戦略のまとめ

UGCはSNSマーケティングにおいて信頼性とエンゲージメントを高める最強の武器であり、法的リスクに注意しながら適切に収集・活用することで企業の持続的な成長に大きく貢献します。
UGCには信頼性やエンゲージメントが高いという特徴があり、企業やサービス・商品の認知拡大はもちろん、想定外の市場を発見するツールとしても大きな可能性を秘めています。
景品表示法や著作権、薬機法などに注意しながら正しく施策していくことで、SNS時代の企業発展に繋がります。

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