レポート

【調査レポート】大学生の 79%が就活で企業を “裏取り” SNSは公式HPを上回る情報源に。「痛い企業アカウント」として失笑されてる?

2026年7月27日(Mon)

就活中の大学生100名に調査。SNSは “企業を知る入口” として機能する一方、学生が求めるのは「盛った演出」より「等身大の本音」。採用広報のカギは “信頼の設計” へ。

アイキャッチ

このたびリデルでは、就職活動中の大学生・大学院生 100名を対象に「大学生の就活・SNS活用に関するアンケート」を実施しました。調査の結果、就活の情報源としてSNSが企業の公式採用ホームページを上回り、 68%の学生が「SNSがきっかけで、それまで知らなかった企業に興味を持った経験がある」と回答。SNSが企業との “最初の出会い” を生む場になっている実態が明らかになりました。

一方で、学生が高く評価するのは作り込まれた演出ではなく、社員の等身大の日常や本音といった “リアル” な発信でした。また、約8割(79.0%)が口コミサイトやネガティブ検索で企業の「本当の姿を裏取り」しており、採用広報における「信頼の設計」の重要性が浮き彫りになっています。

プレスリリース詳細と学生の本音と核心はこちらに掲載されています。
「残業なし」と言われても、「これ絶対嘘だ」と直感する「小さな違和感」は何か?

調査結果ハイライト

1 SNSは公式HPを上回る情報源に。就活情報源の重視度スコアで、SNS(124pt)が公式採用HP(110pt)を上回る。
2 68%がSNS起点で企業に興味。うち約半数(51.5%)は行動(エントリー・説明会参加等)にまで至った経験を持つ。
3 79%が“裏取り”で本当の姿を確認。口コミサイト確認や「社名+ブラック/辞めたい/残業」等のネガティブ検索を行う学生が多数(ネガティブワード検索に限っても 49.0%)。
4 嫌われるのは「演出臭」。「社員を無理やり踊らせる」動画に 73.0%が “センスがない” と回答。やりすぎ演出が逆効果に。
5 刺さるのは「等身大・本音」。志望度が上がるSNSの特徴は「社員の等身大の日常」57.0%、「自然体の職場」51.0%が上位。

① 情報源:SNSが公式HPを上回る

「最もよく使う就活情報源」を重視度でスコア化(1位=3pt・2位=2pt・3位=1pt)した結果、SNSは公式採用HPを上回り、就活ナビサイトに次ぐ第2位となりました。

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Q2:よく使う就活情報源(重視度スコア)/N=100

② SNSは “興味” を作る

「SNSで偶然見た投稿がきっかけで、知らなかった企業に興味を持った経験」がある学生は 68%。うち 35%は、実際にエントリーや説明会参加などの行動に至った経験を持ちます。興味を持った学生の約半数(51.5%)が行動に移す一方で、残りは行動の手前で離脱しており、投稿から応募までの導線づくりが課題として示唆されました。

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Q4:SNSで偶然見た投稿→企業に興味を持った経験/N=100(人)

③ 学生は “裏取り” する

企業を知った後、「本当の姿」を探るSNS行動として、口コミサイトでの評価確認(44.0%)が最多。次いで「社名+辞めたい/ブラック」検索(36.0%)、「社名+残業/パワハラ」検索(28.0%)と、ネガティブ検索が一般化。口コミ確認・ネガティブ検索のいずれかを行う学生は 79.0%にのぼりました。
SNSの伏字(隠語・絵文字)は、企業名や選考状況を特定されないようにするための表現です。自社がどんな隠語で語られているかは調べておくと良いでしょう。

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Q9:企業の「本当の姿」を探るSNS行動(複数回答)/N=100(%)

④ 「やりすぎ」は逆効果

「センスがない」と感じる投稿は「やりすぎ・演出臭」系が上位を占めました。
「痛い企業アカウント」として失笑されるか、「分かってる!神公式」とバズるかの境界線は、本当に紙一重の絶妙なニュアンスの上に成り立っています。
若者や学生は「大人の商売っ気」や「無理な若作り」に対するセンサーが非常に鋭いため、単に流行りの言葉やミームをなぞるだけだと、逆効果になるリスクが常に潜んでいます。
以下をチェックすることをお勧めします。

・「言葉の賞味期限」と「空気感」は大丈夫か
・「乗っかるスピード」にタイムラグがないか
・「元ネタへの愛とリスペクト」があるか

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Q6:「センスがない」と感じる投稿(複数回答)/N=100(%)

⑤ 刺さるのは「等身大・本音」

志望度が上がる企業SNSの特徴は、社員の等身大の日常や自然体の職場、本音の発信が上位でした。

「え?タメ口?」
距離を縮める演出が、礼儀の欠如として見える場合がある

「説明会の時点では、あくまでも学生は社員ではなくまだ自社のお客様となる可能性もあるのにも関わらず、敬語を使わないことがあり、違和感を覚えた」という声も。

やらされている感が透けて見える・・・
「服装がきちっとみんな揃っている。若い人が説明していて、上司っぽい人が監視するように見ていて違和感。」という声も。

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Q10:志望度が上がる企業SNSの特徴(複数回答)/N=100(%)

総括

本調査は、SNSが就活の主要な情報源となり、企業を知る「入口」として確実に機能している一方、学生が求めているのは<盛った演出>ではなく<等身大の本音>であることを示しています。ネガティブ検索が一般化する中で、企業側から誠実に「ありのままの姿」を発信できるかどうかが、採用広報の成否を分けると考えられます。
当社は今後も、SNSと採用・広報をめぐる支援を継続してまいりますので、実態詳細や支援内容についてはお気軽にお問い合わせください。

【ご支援内容】
・採用SNSアカウント運用支援
・採用SNS広告運用支援
・採用AI支援(AIO関連)

お問い合わせはこちら

調査概要

調査名:大学生の就活・SNS活用に関するアンケート
調査主体:LIDDELL株式会社(学生インターンによる企画・実施)
調査対象:就職活動中の大学生・大学院生(明治大学・慶應義塾大学・日本大学・東京理科大学・早稲田大学 ほか)
有効回答数: 100名
調査期間:2026年4月〜6月
調査方法:GoogleフォームやLINE、オフラインコミュニケーションによるアンケート
※数値の引用・転載時は「LIDDELL株式会社調べ」と明記ください。

本内容は調査記事の要約です。詳細につきましては こちらをご覧ください。

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