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<感覚から定量分析へ>SNSのプロの知見を活かした戦略実行で運用成果が大幅アップ!
株式会社ティンパンアレイ
株式会社ティンパンアレイは、1985年に原宿にRAGTAG1号店をオープン。主力ブランドであるRAGTAGは、ブランド古着の買取販売を行うユーズドセレクトショップです。創業から40周年を迎え、RAGTAGは全国の主要都市に20店舗ほど展開しています。
今回は、商品・ECグループ統括の桜庭様と戦略推進グループ デジタルマーケティングチームの泉様に、リデルとの取り組みや具体的な成果についてお話を伺いました。
株式会社ティンパンアレイ 商品・ECグループ 桜庭様、戦略推進グループ デジタルマーケティングチーム 泉様
サービス利用前
課題
SNSに関する専門知識が十分ではなく、感覚的な部分に頼ったSNS運用を行ってしまっていた
- フォロワー数とエンゲージメント率が伸び悩み、自社だけでは効果的な打ち手が思いつかなかった。
- 専門知識を持つメンバーがおらず、定量的な効果検証ができていなかった。
- 複数のアカウント運用で管理が複雑化し、各アカウントの方向性が定まっていなかった。
LIDDELLと
取り組んだ理由
徹底したリサーチと的を射た提案により、具体的な成功イメージができた
- 最初は半信半疑だったが、提案前からブランドを徹底的に分析してくれたので安心感があった。
- 対応のスピード感だけでなく、我々が求めていた以上の質の高い提案をしてくれた。
- 他社事例を交えて複数の打ち手を考えてくれたので、アカウント運用支援の効果が期待できた。
施策の効果
データ分析に基づくSNS運用で、フォロワー数とエンゲージメント率が大幅アップ
- アカウント運用の効率化が上がり、「量」より「質」を重視したSNS戦略を展開できた。
- 定量的なデータ分析に基づく振り返りの実施で、効果的なPDCAサイクルを確立した。
- リール動画制作や既存ユーザーへのアンケートなど、RAGTAG初の施策にも挑戦できた。
サービス利用前
課題
SNSに関する専門知識が十分ではなく、感覚的な部分に頼ったSNS運用を行ってしまっていた
弊社は主力ブランドである「RAGTAG」をはじめ、「rt」や「usebowl」というブランドを展開しています。デザイナーズブランドの古着を取り扱っており、お客様からの買取商品をお客様に販売する形で事業を展開しています。創業から40周年を迎え、「RAGTAG」は日本国内の主要都市に20店舗ほど展開しています。
Instagramアカウントの運用は以前から取り組んでいましたが、思うようにフォロワー数が増えず、さらにエンゲージメント率も伸び悩んでいました。アカウントの数を増やしたり、メンズとレディースに分けたりとさまざまな施策を試みましたが、なかなか改善しませんでした。また、社内にはSNSに関する高い専門性があるメンバーもおらず、なかなか次の打ち手を見つけられずにいました。
RAGTAGにはオフィシャルアカウントが2つあるだけでなく、エリア別のアカウントを4つ持っており、合計6つのアカウントを運用していました。当初はアカウント毎に特色を出していく方針でしたが、店舗でイベントやコラボレーションを実施する際、どのアカウントで何を発信するべきかが分かりにくい状況でした。また、すべてのアカウントの投稿を事前に本部でチェックする体制で運用していましたが、店舗が希望する投稿タイミングに合わせられなかったり、チェックされることでスタッフが自由に発信しづらくなったりといった問題が生じてしまっていたのです。
SNSの専門知識が十分ではなかったこともあり、SNS投稿の定量的な分析ができていない状況でした。社内メンバーで週に1回ほどは定性的な振り返りを行っていたのですが、質の高い効果検証ができておらず、感覚的な部分に頼ったアカウント運用になってしまっていましたね。
そこで、Instagramを活用したマーケティングでより多くの成果を出すための打開策を見つけるために、高い専門性を持つSNSマーケティング会社を探し始めました。
LIDDELLと
取り組んだ理由
徹底したリサーチと的を射た提案により、具体的な成功イメージができた
InstagramをはじめとするSNS運用を伴走支援してくれる会社を探しているタイミングで、親会社からの紹介を通じてリデルさんのことを知りました。正直なところ、SNSマーケティングの会社との協業をした経験がなかったので、最初は「当社のことをよく知らない会社にSNSの運用サポートをしてもらって成果が出るのだろうか」と半信半疑でした。
しかし、実際にリデルの担当者さんに会ってお話を聞いてみると、私たちのことを事前に徹底的にリサーチしてくださり、「ここはもっとこうした方がいいのではないか」といった具体的な提案まで最初の提案段階でしてくださったのです。当初は不安な気持ちもありましたが、「リデルさんにお願いしたら良い成果が出てくるかもしれない」という期待が持てました。
当社にはInstagramアカウントが6つあったので、最初はリデルさんにそれぞれのアカウントの位置付けを整理したいという依頼をしました。依頼してからすぐに資料を準備してくださり、どストライクなご提案をしていただきました。
それだけでなく、他社の成功事例などを交えながら具体的な施策をいくつも提案してくれたことで、その後の詳細な成功イメージを描くことができましたね。リデルさんの豊富な実績とSNSにおける高い専門性に触れ、RAGTAGのInstagram運用をサポートしていただくことを決めました。
施策の効果
データ分析に基づくSNS運用で、フォロワー数とエンゲージメント率が大幅アップ
取り組みの成果としてまず挙げられるのが、フォロワー数やエンゲージメント率の大幅アップです。リデルさんからの継続的なサポートのおかげで、これまでの感覚的な振り返りから脱却し、定量的なデータ分析をもとにした効果的な施策を打てるようになりました。
リデルさんには「同じくらいの規模のアパレルアカウントだとエンゲージメント率は何%くらいが平均です」「このようなタイプの投稿であれば、リーチ数はこのくらいを目指しましょう」などといった情報をいただけるので、それを基準にしてPDCAを回すことができるようになりました。
リデルさんには定期的に2つのMTGを実施していただいています。
1つ目のMTGは、前月の投稿の振り返りを実施するものです。施策を行う前に設定したKPIとその月の結果を比較して、一つひとつの施策に対して詳細なフィードバックをもらっています。
リデルさんのアドバイスでこれまで保存数がほとんどなかった投稿から変化し、特にマフラーの巻き方のバリエーションを紹介するリール投稿では保存と再生回数が大きく伸びました。世の中のニーズとRAGTAGだからこそできる投稿を掛け合わせることで、数値が少しずつ向上しています。
2つ目のMTGでは、来月以降の戦略立案をサポートしてもらっています。実際のInstagramアカウントの運用は当社メンバーが実施しているのですが、運用面における戦略を一緒に考え、具体的なアクションに落とし込む作業を行っています。
リデルさんからのサポートを受けるようになってからは、新規ユーザー獲得のためのリール動画の制作や既存ユーザーに対するアンケートなど、これまでにRAGTAGでやったことがない取り組みにも積極的に挑戦できるようになりました。アンケートでは実際のフォロワーの声をヒアリングすることができ、どういう人がどんな内容に興味を持っているかを知ることで、多くの気づきを得ることができました。
そのほかに、リデルさんとの協業の成果として挙げられるのはInstagramアカウントの統合です。リデルさんからのサポートを受けているなかで、合計で6つあったInstagramアカウントを統合という決断に至りました。元々は各アカウントの位置づけを整理する方向で進めていましたが、運用管理のしやすさとお客様にとっての分かりやすさを考慮し、アカウントを統合した方が良いという結論に至りました。我々だけでは統合すべきかどうかの決断は難しかったと思いますが、リデルさんから統合時のメリット・デメリットをしっかり整理いただいたことで、大きな決断をすることができたと感じています。
アカウント統合によって、リソース面でも大きな変化がありましたね。以前はそれぞれのアカウントで毎日投稿を行っていたので、投稿自体が目的化していた部分がありました。しかし、アカウントを1つにしたことで量よりも質を追求できるようになり、リール動画のような労力のかかるコンテンツにも挑戦できています。
おわりに
今後もSNSを通じてRAGTAGというブランドを多くの方に認知してもらい、「このお店に行ってみたい」と思ってもらえるような運用を継続していきたいと考えています。また、全国に多くのスタッフがいるので、インフルエンサーのような形でスタッフが出演し、スタッフ自身もやりがいを感じられるような運用方法も模索していきたいです。
リデルさんとの協業を通じて、SNSの見るべき観点や指標について数多くのことを学ばせていただきました。それらの知見を活かして、我々だけでも効果的なアカウント運用ができるような体制を構築していきたいと考えています。SNSマーケティングは成果が見えづらい面もありますが、しっかりと目標を設定し、それを達成していく取り組みを継続していきたいと思います。
株式会社ティンパンアレイ
株式会社ティンパンアレイは全国に存在するデザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「RAGTAG」をはじめ、「rt」や「usebowl」の運営をしている。「ファッションを通して、一人ひとりの願いを叶え続けること」をミッションに掲げ、厳選された一点物のアイテムを通じて、サステナブルな消費文化の普及に貢献している。お客様からの買取とアパレル企業とのBtoB取引を通じて、循環型のファッションエコシステムの構築を目指している。
株式会社ティンパンアレイは全国に存在するデザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「RAGTAG」をはじめ、「rt」や「usebowl」の運営をしている。「ファッションを通して、一人ひとりの願いを叶え続けること」をミッションに掲げ、厳選された一点物のアイテムを通じて、サステナブルな消費文化の普及に貢献している。お客様からの買取とアパレル企業とのBtoB取引を通じて、循環型のファッションエコシステムの構築を目指している。