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<共感×アンバサダー>深い関係性が生み出す熱量が共感を呼び、購買行動へつながった
F・O・インターナショナル
子ども服を中心にキッズアパレルを展開する株式会社F・O・インターナショナルは、全国に約300店舗を展開し、オンラインストア「F.O.Online Store」も運営しているアパレル企業です。近年ではSNSを活用したプロモーションの重要性の高まりから、SNSを活用した施策を行っています。
SNS運用の難しさを感じていたなか、リデルとのパートナーシップにより継続的な取り組みを通じて、ブランドのファンづくりと販促を前進させました。今回はネット販売部にてプロモーションを担当する山﨑佑奈様に、リデルとの施策の背景や成果、今後の展望について詳しくお話を伺いました。
株式会社F・O・インターナショナル ネット販売部 山﨑 佑奈 様
サービス利用前
課題
宣伝のノウハウとリソース不足で、SNS活用が進まなかった
- 商品づくりに強い一方で、プロモーションの経験値が少なかった。
- SNSを起点とした購買行動に対応できていなかった。
- 社内リソースでは、時流に合ったスピーディーな対応が難しかった。
LIDDELLと
取り組んだ理由
社風に寄り添い、柔軟な姿勢で伴走支援してくれる点が決め手になった
- 自社の制限や状況をしっかり理解し、柔軟に対応してくれた。
- 担当者の継続的な伴走によって、共感力の高いコミュニケーションを取ってくれた。
- ベビー・キッズ領域にも詳しく、最新トレンドを押さえた提案が期待できた。
施策の効果
アンバサダー施策の熱量の高さが、共感と成果を生んだ
- クーポン利用80件など、実売に繋がる成果を実感できた。
- 投稿内容への共感が広がり、ブランド好感度も向上した。
- 社内での施策共有により、他ブランドへの展開も進行している。
サービス利用前
課題
宣伝のノウハウとリソース不足で、SNS活用が進まなかった
F・O・インターナショナルは、長年にわたり子ども服の企画・製造・販売を行い、商品開発においては確かな強みを培ってきました。その一方で、プロモーション領域における社内経験や専門的なノウハウは十分とは言えず、以前から課題を抱えていました。
特にコロナ禍以降、SNSを通じて商品を知って購入に至るお客様が急増するなかで、発信の仕方やスピード感が市場の変化に追いついていないという実感が強まっていたのです。SNSの運用自体は行っていたものの、「このままでは十分な効果が出せないのではないか」という不安を拭いきれずにいました。
また、限られたリソースのなかで日常業務と並行してプロモーション施策を推進することが難しく、SNS活用に本格的に取り組むための社内体制も整っていない状況でした。SNSを活用したプロモーションの必要性は理解しつつも、専門的な知見を持つ人材の不足や施策を実行するリソース不足が大きなハードルとなっていたのです。
こうした背景から自社だけで課題を解決するのは難しいと判断し、外部パートナーの力を借りる必要性を感じるようになりました。プロモーション活動をサポートしてくれる会社を探し始めたのも、まさにこのタイミングでした。
LIDDELLと
取り組んだ理由
社風に寄り添い、柔軟な姿勢で伴走支援してくれる点が決め手になった
リデルさんとの最初の接点は、2021年頃にさかのぼります。すでに社内では一度取引の実績があって一定の信頼感はありましたが、改めて新たなプロモーション施策を進めるにあたり、他の外部パートナー候補とも比較検討を行いました。数社にお話を伺ったうえで、最終的にリデルさんにお願いする決断をしました。
決め手となったのは、私たちの社内事情をしっかりと理解して柔軟な提案をしてくれるリデルさんの丁寧な姿勢です。私たちは予算制約や部門間の調整といった、外からは見えにくい課題を多く抱えていました。そうした背景をきちんと汲み取ったうえで、押し付けではない、現実的で無理のない施策案を提示してくれたことに大きな安心感を感じています。
またリデルの担当者さんは、最初の提案段階から非常に丁寧にヒアリングをしてくださり、「私たちの事情を理解したうえで、一緒に進めてくれそうだ」という期待感を持つことができました。質問や要望にも真摯に応えていただき、コミュニケーション面でも信頼できると感じたのです。
さらに、リデルさんが東京を拠点にしていることもSNS施策を考える上では大きな強みだと感じています。東京というトレンドの中心地にいることで、情報感度の高さや提案力に説得力があり、兵庫県神戸市に本社を構える私たちにとっては心強いパートナーになり得ると確信しました。
施策の効果
アンバサダー施策の熱量の高さが、共感と成果を生んだ
F・O・インターナショナルがリデルさんと進めている施策は、季節ごとの商品特性に合わせた単発施策と、半年単位の継続施策を組み合わせた形が基本になっています。その中でも特徴的なのは、インフルエンサーを“アンバサダー”として少数精鋭で起用するやり方です。
以前は10人〜20人規模のインフルエンサーの方々にご協力いただき、広く認知を拡大するプロモーションを実施していました。しかし、取り組みを重ねるなかで、よりブランドに共感して発信してくださる方との関係性を深めた方が、成果にもつながりやすいと感じるようになりました。そこで、単に人数を増やすのではなく、一人ひとりとしっかり向き合いながら進める少数精鋭の方針へと切り替えることにしたのです。
その結果、子ども服・ベビー服ブランド「p.premier」のアンバサダー施策ではインフルエンサーの投稿を通じて約80枚の楽天クーポンが使用されるなど、大きな成果を実感しました。
また、投稿内容には多くのコメントが寄せられるようになり、インフルエンサー自身が商品についての想いや使い方を言葉で添えることで、見る側にもより深く情報が届くようになりました。「この商品って、こういう風に受け取られているんだ」と気付かされることも多く、社内では以前よりも“伝わる”発信について意識するようになっています。
このような共感のサイクルは、私たちがまさに目指していたプロモーションのあり方です。好循環を実現できているのは、現場に寄り添いながら施策を支えてくれるリデルさんの存在があってこそだと感じています。
アンバサダー施策ではリーチ率をKPIに設定し、多くの試行錯誤を重ねてきました。こちらは現在進行中の施策ですが、結果と内容を振り返りながらPDCAを回し、より精度の高い施策へと改善を重ねています。
この取り組みは社内にも良い影響を与えており、実施中の施策を他部署に共有することで、「自社ブランドでも導入したい!」という声が挙がるようになりました。今では、一つのブランドにとどまらず、社内全体でSNSプロモーションへの関心が高まっていると実感しています。
おわりに
リデルさんとの取り組みを通じて最も大きな収穫は、「共感がこうして生まれるのか」という顧客視点を実感できたことです。以前は一方通行の発信が多く、お客様の反応を把握しにくい状況でした。しかし、アンバサダーさんが弊社の商品を実際に使って熱量を持って発信してくれることで、フォロワーさんから自然とコメントが集まるようになりました。
また、楽天クーポンの使用実績などのSNS投稿を通じて実際の購入行動につながったことも大きな成果です。ただ発信して終わるのではなく、“消費者の行動を変えられた”という実感がチームにとっても大きなやりがいとなっています。
今後は現在取り組んでいるInstagram施策に加えて、TikTokやX(旧Twitter)といった他のSNSプラットフォームにもチャレンジしていきたいと考えています。さらに、アンバサダーやインフルエンサーの方々と一緒に商品開発を行うような新たな施策にも挑戦していきたいです。
「商品をどう魅せるか、誰と一緒に届けるか」という視点を持てるようになったことで、私たち自身のブランド運営にも新たな風が吹き込まれていると実感しています。これからも、ブランドとファンをつなぐ“共感のきっかけ”を、リデルさんと一緒にさらに広げていきたいです。
株式会社F・O・インターナショナル
株式会社F・O・インターナショナルは、子ども服を中心としたキッズアパレルブランドを多数展開するアパレル企業です。全国に約300店舗の直営店を展開し、「BREEZE」「apres les cours」「p.premier」など多彩なブランドを展開。自社オンラインストア「F.O.Online Store」も運営し、オンラインとオフラインを融合した販売体制を確立しています。近年ではSNS施策やアンバサダー制度を活用したプロモーションにも注力し、ブランドの魅力をより多くの顧客へ届けています。
株式会社F・O・インターナショナルは、子ども服を中心としたキッズアパレルブランドを多数展開するアパレル企業です。全国に約300店舗の直営店を展開し、「BREEZE」「apres les cours」「p.premier」など多彩なブランドを展開。自社オンラインストア「F.O.Online Store」も運営し、オンラインとオフラインを融合した販売体制を確立しています。近年ではSNS施策やアンバサダー制度を活用したプロモーションにも注力し、ブランドの魅力をより多くの顧客へ届けています。