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- <投稿×広告の統合戦略>インフルエンサー投稿を起点とした広告展開でROAS 250%を達成!

<投稿×広告の統合戦略>インフルエンサー投稿を起点とした広告展開でROAS 250%を達成!
株式会社土屋鞄製造所
土屋鞄製造所が展開する「objcts.io(オブジェクツアイオー)」は、スマホショルダーやiPhoneケースをはじめ、機能性と美しさを備えたレザープロダクトを提案するブランドです。
ブランドのさらなる成長のための認知拡大に向け、リデルにサポートを依頼。インフルエンサーとの連携により、ブランドに共感してもらえる30〜40代女性層への接点を広げました。
今回は、リデルとの取り組みの背景や成果について、株式会社土屋鞄製造所の池田様にお話を伺いました。
株式会社土屋鞄製造所 objcts.io事業部 販促課 池田 慎平 様
サービス利用前
課題
ターゲットとなる顧客層への効果的で継続的なアプローチをしたいと考えていた
- 新たなターゲット層への効果的なアプローチとしてインフルエンサーとの取り組みを実施。
- 少人数のチームのため、リソース不足もあって継続的な取組みを実施できていなかった。
LIDDELLと
取り組んだ理由
決め手は充実したSNS運用の成功実績と柔軟な対応
- 同社の別ブランドで以前からリデルと取引があったので、他の会社よりも安心感があった。
- 事業側の目線に立って施策内容を考えてくれるため、信頼できるパートナーだと感じた。
- ブランドとの親和性があるインフルエンサーを選定してくれることが期待できた。
施策の効果
ブランドとの親和性が高いインフルエンサーの起用で、制作費込みのROAS(広告費用対効果)250%を達成した
- ブランドと親和性の高いインフルエンサーによる自然な投稿で、ユーザーからの共感を得られた。
- プロダクトのユースケースを表現してくれるインフルエンサーとのタイアップをMetaのパートナーシップ広告に展開できた。
- リソース不足が解消し、定期的な施策を実行できた。
サービス利用前
課題
ターゲットとなる顧客層への効果的で継続的なアプローチをしたいと考えていた
「objcts.io(オブジェクツアイオー)」は、ミニマルなデザインと機能性を備えたレザープロダクトブランドです。「プレミアムなiPhoneケースを買おう」と思ったときに、真っ先に当ブランドのプロダクトを思い浮かべてもらえるような状態になることを目指していました。
当初は自社でInstagramのアカウントを運用し、インフルエンサーの選定なども自分たちだけで行っていました。しかし、社内リソースが限られていたこともあり、効果的な施策を安定的に回していくのが難しいという課題を感じていました。
特に課題だったのは、継続的な施策の実行でした。ブランドにマッチするインフルエンサーのリストアップやスケジュール調整、クリエイティブ制作に関わる綿密なコミュニケーションなどのリソースが必要となるため、少人数のチームでは毎月実施することが難しい状況でした。
そうしたなかで一時的なPRではなく、ブランドに共感してもらいつつ、継続的な施策をサポートしてもらう必要性を感じていました。インフルエンサー選定からコミュニケーションまで、伴走してくれるパートナーを探していました。
LIDDELLと
取り組んだ理由
決め手は充実したSNS運用の成功実績と柔軟な対応
リデルさんのことは、当社の別ブランドである「grirose(グリローズ)」の担当者から紹介を受けたのがきっかけです。
元々、当社のランドセルブランドである「grirose」はリデルさんからのサポートを受けており、その繋がりもあってお話を聞く機会を設けていただきました。
リデルさんとコミュニケーションを重ねるなかで、「こういった属性のインフルエンサーが相性が良いのではないか」などのアイデアが生まれました。私たちが特に重視していたのは、ターゲットに合ったインフルエンサーの選定でした。まず、アプローチしたい潜在的な顧客象に近いインフルエンサーさんをしっかり選定してもらえる点は、成果を左右する重要な要素でした。
また、リデルの担当者さんの印象が非常に良く、コミュニケーションを重ねながら自分たちの選定に対するリクエストにも柔軟に応えてくれました。
施策の効果
ブランドとの親和性が高いインフルエンサーの起用で、制作費込みのROAS(広告費用対効果)250%を達成した
具体的な施策としては、objcts.ioのスマホショルダーをインフルエンサーの方々にご使用いただき、日常生活の中で自然にプロダクトのユースケースを発信してもらうという形で展開しました。タイアップ投稿を通じてお客様にプロダクトの魅力を感じてもらえるように工夫しました。
特に、インフルエンサーの方々がそれぞれの暮らしや価値観に合わせてプロダクトの価値を感じるシーンを表現してくれた点が印象的でした。スマホショルダーであれば「夏場のポケットがない服装でも手ぶらで出かけられる」「財布や鍵などをまとめて収納できる」など、日常での使い勝手もリアルに伝わったのではないかと思います。
他にも「普段のコーディネートに馴染む」といったプロダクトの特長が、インフルエンサーの投稿によって自然に表現されたことも、施策の成果につながりました。
こうした発信を通じて、メインターゲットである30〜40代の女性層への認知が徐々に広がってきたという実感があります。ブランドと親和性の高いクリエイターによる投稿が「リアルな声」として届き、作り込まれた広告とは異なる訴求になったのではないかと感じています。
さらに、インフルエンサー投稿はMetaのパートナーシップ広告としても展開し、売上を目的としたキャンペーンのクリエイティブとして活用させていただきました。あるインフルエンサーさんとのパートナーシップ広告として転用した際、製作費込みのROAS(広告費用対効果)で250%と高い成果につながりました。また、タイアップ投稿だけでなく、潜在的な顧客にリーチできるパートナーシップ広告として継続的な効果が見込める点にも大きな価値を感じました。
その他にも、クリスマスなどの繁忙期にもこちらの状況を汲み取りながら、リデルさんの担当者さんには柔軟にスケジュールを調整していただきました。限られた時間のなかでもスムーズに施策を進行できたのは、リデルさんの柔軟な対応力があってこそだと感じています。
おわりに
インフルエンサーとの取り組みを進める上で重要なのは、製品を届けたい顧客層にマッチしたインフルエンサーの選定と、クリエイティブを制作する上での綿密なコミュニケーションです。以前までは、インフルエンサーさんとの定期的な取組みを実施する社内のリソースが十分ではありませんでしたが、リデルさんのおかげで継続的な施策を実施できました。
リデルさんとの取り組みの中で、顧客像に近いインフルエンサーをアサインしたタイアップ投稿を起点にしつつ、そこからMetaのパートナーシップ広告で展開することを通じて、ブランドのさらなる成長のための認知を獲得できるのではないかという示唆を得ることができました。
今後も、Instagramやパートナーシップ広告を活用した集客をさらに強化していく方針です。そのようななかで、より多様な切り口での発信も必要になるので、クリエイティブの幅や量をもっと広げていきたいと考えています。より多面的にブランドやプロダクトの魅力を伝えていくためにも、施策に並走いただけるリデルさんは非常に心強い存在です。
また、「タイアップ後の関係性の築き方」や「継続的なパートナーシップのあり方」にも向き合っていきたいと考えています。インフルエンサーさんとのタイアップを単発で終わらせるのではなく、長期的にブランドのファンになってもらえる関係が理想です。1回限りの仕事で終わるのではなく、「そこを起点にどう深い関係性を築いていけるか」をこれからも一緒に考えていきたいです。