<投稿品質の大幅改善>数値に基づいたPDCAを回し、UGC創出などの各種数値の改善に成功

大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業株式会社は、戸建て・集合住宅から商業・物流施設まで幅広く手がける人・街・暮らしの価値共創グループです。
同社のハウジングソリューション事業本部では、Instagramを活用したSNS運用を推進しています。

同社はSNSアカウントの運用は以前から継続的に行っていたものの、
投稿の方向性やUGC創出などに課題を抱えており、外部パートナーの導入を決断しました。
今回はリデルとの取り組みや今後の展望について、マーケティング室の小林様・宮本様にお話を伺いました。

大和ハウス工業株式会社 マーケティング室 小林 高英様、宮本 由香様

SNSの運用戦略や体制が十分に整っていない状態が続いていた

  • 投稿内容やクリエイティブに一貫性がなく、SNSの方針が曖昧だった。
  • 社内のリソースが不足しており、クリエイティブの制作まで手が回らない状態だった。
  • SNSアカウント上でのUGCが少なく、お客様との接点が築けていなかった。

当社に寄り添った提案と柔軟でスピーディな対応力が決め手になった

  • コンペ形式で数社を検討したが、当社に寄り添ったリデルの提案が最も効果を期待できた。
  • SNS以外でのユーザー接点も視野に入れた包括的な施策を提案してくれた。
  • クリエイティブの質が高く、当社のブランディング力を高められそうだと感じられた。

データに基づいた振り返りを実施し、精度の高い改善施策を実行できるようになった

  • 改善提案を起点に投稿内容を定期的に見直せるようになり、運用の質が着実に向上した。
  • 根拠のあるデータを示すことで、経営層にもSNSの重要性を理解してもらうことができた。
  • SNS運用フローを確立し、無理なく継続できる体制を構築することに成功した。

サービス利用前
課題

SNSの運用戦略や体制が十分に整っていない状態が続いていた

リデルさんにご依頼する前からSNSアカウントの運用は継続的に行っていたものの、SNSアカウント運用の基本方針が定まっていない状況でした。当時は投稿内容や投稿頻度に一貫性がなく、「運用はしているが成果が見えない」というもどかしさを感じていました。

また、投稿用コンテンツの制作もすべて社内対応だったため、日々の業務に追われて後回しになり、継続的な投稿が難しい状況が続いていたのです。時にはリソース不足で、アカウントの更新が少し滞ってしまうこともありました。

さらに課題だったのが、ユーザー生成コンテンツ(UGC)があまり多くなかったことです。キャンペーンを実施しても反応が少なく、「うちってこんなにUGCが少ないのか…」と感じる場面も多くありました。
他社のアカウントと比較しても、ファンとの接点をつくる力が弱いと感じており、双方向の関係性を構築できていないという危機感を抱いていたのです。

投稿が伸びなかった原因はいくつか考えられますが、当社にはSNSを専任で担当する社員がおらず、明確な運用の方針を定められていなかったのが良くなかったのだと思います。
そして、投稿が感覚的になりがちで、どのように改善すべきか判断がつかないまま手探りで進めてしまっている状態でした。

LIDDELLと
取り組んだ理由

当社に寄り添った提案と柔軟でスピーディな対応力が決め手になった

リデルさんとの最初の接点は、ステルスマーケティングに関するセミナーへの参加でした。
その後、複数の企業に提案を依頼して社内で比較検討を行った結果、最も当社に寄り添った提案をしてくださったリデルさんに依頼することを決めました。

特に印象的だったのは、市場や競合他社の事例を踏まえたうえで、当社のアカウントの現状を丁寧に分析してくださったことです。
その上で、「どこに課題があるのか」「どうすれば改善できるのか」を明確に言語化していただけた点が、大きな期待感につながりました。

また、Instagram運用にとどまらず、テレビCMやWebサイトなどとの連携も含めた提案を頂けたことも印象に残っています。
SNS以外のユーザー接点も視野に入れた包括的な内容で、「全体のブランディングをどう強化していくか」という視点で大きな納得感がありました。

さらに、インフルエンサーを活用したクリエイティブの提案内容も非常に質が高いと感じていました。
そして見た目のクオリティだけでなく、企画背景や訴求ポイントの説明も丁寧で、運用後の具体的な活用イメージを持つことができたのも大きかったです。

当社はSNSアカウントの運用を外部企業に支援してもらった経験がなく、正直最初は「SNSの支援会社って本当に成果が出るのか?」と半信半疑なところがありました。
特に、クリエイティブや投稿内容が自分たちのブランドに合うのかどうかという点でも不安を感じていたため、依頼することに慎重になっていた部分があります。

しかし、実際に提案を受けるなかで、「徹底的に分析して、自分たちのことをしっかりと考えてくれている」と感じる場面が多くありました。
その姿勢に信頼感を持つことができ、リデルさんにお願いすることを決めました。

施策の効果

データに基づいた振り返りを実施し、精度の高い改善施策を実行できるようになった

施策実施後のレポーティングが丁寧で、どの投稿にどのような反応があったか、何がユーザーに響いたのかを定量的に把握できるようになりました。
以前は「気になったときに少し数字を確認してみる」くらいの感覚でしたが、今では数値をベースにした運用が自然と根付いています。

リデルさんはレポートをただ作成するだけではなく、細かい改善提案をその場で頂けるのも非常に助かっている部分です。
「太字にすると見やすくなる」「横書きにしてみましょう」など、数値に基づく具体的な提案があることで、課題であった数字の伸長にもつながっています。

そして、リデルさんと組んでからInstagramの重要性を社内の経営層にもしっかり伝えられるようになったことは、大きな進歩だと感じています。数値的な根拠とともに経営層にSNSの重要性を説明できるようになり、説得力のある提案ができるようになりました。

また、当社からの質問や要望に対して素早く丁寧に返答いただけており、連携がとてもスムーズです。
タイムリーにコミュニケーションが取れることは大きな安心感につながっています。
また細かい調整も柔軟に行ってくれるため、SNSアカウント運用における負荷を大きく軽減できていると感じています。

SNSのアカウント運用におけるスケジュールも前倒しでしっかりと組まれている点も、非常にありがたかったです。
事前に作業スケジュールが立っていることで、こちらの確認や素材提供もスムーズに進み、投稿までの流れが非常に効率的になりました。

さらに、社内の体制だけでは対応が難しかった部分を全面的にカバーしていただいています。
制作から投稿、運用という一連のフローが確立されたことで、「このやり方なら無理なく継続できそう」という感覚も得ることができました。

まとめ

SNSアカウントを本格的に運用していくなかで、成果を出すには日々の地道な積み重ねと、継続的な見直しが欠かせないと改めて実感しています。
リデルさんは単に業務を委託するという関係ではなく、伴走型のサポートをしていただけるのが大変ありがたいです。

また、最近力を入れているのが防音室のプロモーションです。最初の企画段階から丁寧にご相談に乗っていただき、質の高いアウトプットにつなげることができています。
インフルエンサーの方との連携も非常に効果的で、再生数の伸びなど具体的な成果も見えています。
社内でも「SNS施策でここまで反響が広がるんだ!」と、手応えを感じた施策になってきています。

今後は集客のためのSNS運用にとどまることなく、より幅広い展開を視野に入れています。
例えば、ユーザーの声を活かしてコンテンツ化したり、商品開発や販促活動にもつなげたりしていきたいですね。
また、そうした生の声を商品開発の現場にも積極的に反映させ、お客様のニーズにより寄り添ったサービスづくりを目指していきたいと思います。

お客様から頂く一つひとつの声を、単なる感想として終わらせてしまうのは非常にもったいないと感じています。
だからこそ、こうした生の声をデータとして蓄積し、企業全体の成長に活用していく仕組みづくりを進めていきたいです。

大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業株式会社は、1955年創業で、今年(2025年4月5日)70周年を迎える総合建設会社です。
戸建住宅や賃貸住宅、マンションなどの住宅事業をはじめ、商業施設や物流施設、医療・介護施設、さらには環境エネルギーやスマートタウンといった領域まで、幅広い社会インフラの整備を手掛けています。
近年はデジタル領域でのマーケティング強化にも力を入れ、顧客との新しい接点づくりを推進しています。

社会の在り方や人々の暮らし、既存の価値が大きく変化し続ける中、大和ハウスグループは創業以来培ってきたパイオニア精神のもと、
常に先の先を読んだ事業の拡充に邁進するとともに、新たなニーズをとらえた社会価値の創出により、お客さまとともに生きる歓びを分かち合える世界の実現を目指します。

大和ハウス工業株式会社は、1955年創業で、今年(2025年4月5日)70周年を迎える総合建設会社です。
戸建住宅や賃貸住宅、マンションなどの住宅事業をはじめ、商業施設や物流施設、医療・介護施設、さらには環境エネルギーやスマートタウンといった領域まで、幅広い社会インフラの整備を手掛けています。
近年はデジタル領域でのマーケティング強化にも力を入れ、顧客との新しい接点づくりを推進しています。

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