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ギフティングマーケティングとは?流れや成功させるポイントを徹底解説!
最終更新日 2026年3月3日(Tue)
記事作成日 2022年12月27日(Tue)

インフルエンサーを起用したSNSマーケティングのひとつに「ギフティングマーケティング」があります。
ギフティングマーケティングを簡単にご説明すると、SNSで影響力を持つインフルエンサーに自社の商品を提供し、レビューや紹介をしてもらうプロモーション施策のことです。
影響力を持つインフルエンサーを起用することで高いPR効果が期待できるギフティングマーケティングですが、このプロモーション施策は運用の方法が大切です。成功するには有効な活用法や流れをしっかり把握しておくことが必要です。
本記事では、「ギフティングマーケティングをやってみたいけど、運用の流れが分からない」「実際、ギフティングマーケティングって有効なの?」と考えている方のために、ギフティングマーケティングの概要や運用のポイント等を、成功事例とともに詳しくご説明します。
ギフティングマーケティングをこれから始めたいと思っている方、将来的に運用をご検討の方に役立つ情報ですので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ギフティングマーケティングとはどのような施策か?

ギフティングマーケティングとは、インフルエンサーに商品や試供品を無償で提供し、SNS上でリアルなレビューや紹介をしてもらうプロモーション手法のことです。
影響力の高いインフルエンサーに自社の商品を紹介してもらうことで、リアルな感想や商品のよさを、ユーザーや消費者に効果的にPRすることができます。
ここで、ギフティングマーケティングとステルスマーケティングとの違いをご説明します。
その違いとは、「ギフティングマーケティングでは、インフルエンサーが企業に商品を提供してもらっているという事実を、公にしている」という点です。
そのため、ギフティングマーケティングではユーザーに不信感を抱かれることなく、自然に商品をPRすることが可能です。
そしてその最も大きなメリットとは、「自社でPRするよりも消費者目線で発信でき、SNSならではの拡散力が利用できる」という点です。
- 押し売り感のあるPR、不自然な過大広告をしたくない
- 絞ったターゲットに対して、局所的に訴求をしたい
以上のような目的をもったマーケティングをする際に、ギフティングマーケティングは大変効果的といえます。
インフルエンサーに投稿してもらうことで、テレビショッピングのようなわざとらしい表現を避けることができ、適度な距離感で商品がPRできます。
また、施策を練ったうえでインフルエンサーを選定するので、狙ったターゲットにピンポイントでアプローチすることが可能です。
ギフティングマーケティングの2つの種類とは?
ギフティングマーケティングには、商品提供のみで行う「無償ギフティング」と、商品に加えて金銭的な報酬を支払う「有償ギフティング」の2種類があります。
- 無償ギフティング(報酬を支払わない)
- 有償ギフティング(報酬を支払う)
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
無償ギフティングのメリットとデメリットとは?
商品代と送料のみで安価に実施できるメリットがある一方で、投稿内容の指示ができず、インフルエンサーに依頼を受けてもらえない可能性が高いというデメリットがあります。
【無償ギフティングのメリット】
無償ギフティングのメリットは、安価に運用できるということです。
無償ギフティングにおいて企業が支払うコストは、以下の2点です。
- 商品代
- 送料
ここから分かる通り、非常に安価でできるマーケティングといえます。
【無償ギフティングのデメリット】
希望通りのPRをしてもらえない可能性が高いというデメリットがあります。
確かに、「インフルエンサーにリアルな口コミをしてもらえる」という点では、無償ギフティングも有効な施策であることには変わりありません。
ですが現在においては、「インフルエンサーに報酬を支払ってマーケティングする」というケースが当たり前となってきました。
つまり、インフルエンサーに無償ギフティングを受けてもらえない場合も多いのが現実です。
このような時代背景も踏まえ、無償ギフティングはもはや「ローリスク・ローリターン」なマーケティングになってきています。
有償ギフティングのメリットとデメリットとは?
報酬のコストはかかるものの、投稿内容の指示ができ、人気インフルエンサーによる確実で理想的なPRが望めるという大きなメリットがあります。
有償ギフティングのメリットとデメリットをまとめると、以下の通りになります。
【有償ギフティングのメリット】
無償ギフティングでは、インフルエンサーに商品を送っても、実際に投稿されるかどうかは分かりません。それに対して有償ギフティングでは、報酬を支払うことで「確実なPR」が望めます。
有償ギフティングではもちろん、投稿内容に関しての指示も出せます。
そのため、理想のインフルエンサーマーケティングをしたいのであれば、有償ギフティングを行うことをおすすめします。
【有償ギフティングのデメリット】
有償ギフティングのデメリットは、「安価では運用できない」という点です。有償ギフティングは無償ギフティングとは違って、商品代・送料に加えて報酬のコストがかかります。
しかしながら、有償ギフティングの持つ大きなメリットを考慮した場合に、コストがかかることはさほど大きなデメリットではありません。
人気のインフルエンサーに確実なPRを依頼したいのなら、迷わず有償ギフティングを選ぶべきでしょう。
ギフティングマーケティングを実施する5つの流れとは?

ギフティングは、「インフルエンサーの選定」「依頼」「商品の発送」「SNS投稿」「効果測定・分析」という5つのステップで進めていきます。
- インフルエンサーの選定
- インフルエンサーへの依頼
- 商品の発送
- インフルエンサーによるSNS投稿
- 効果測定・分析
この項目では、上の5つの段階をひとつずつ解説します。ぜひ実施される際の参考にしてください。
ステップ1:最適なインフルエンサーを選定する方法とは?
インフルエンサーの普段の投稿内容、フォロワーの年齢層、かかるコストの3点を分析し、自社商品やターゲットとの親和性が高い人物を見極めます。
- インフルエンサーの普段の投稿
- フォロワーの年齢層
- かかるコスト
例えば、普段は旅行系の投稿をするインフルエンサーに美容関連の商品を依頼しても、狙った通りの効果は望めないでしょう。
「商品×インフルエンサー×フォロワー」の親和性を念頭におき、最適な依頼先を見つけることが大切です。
ステップ2:インフルエンサーへの依頼文に必要な要素とは?
依頼理由や商品詳細、報酬、投稿期限などの必須項目を明記しつつ、インフルエンサーの雰囲気に合わせた固すぎない文章で「ギフティングの目的」を伝えることが重要です。
- 自社の紹介、挨拶
- 依頼理由
- 商品詳細
- 大まかな投稿内容
- 投稿SNS
- 報酬
- 希望ハッシュタグ
- 投稿期限
これら明記し、信頼感のある文章を作成しましょう。
会社に送るメッセージとは違って、固くなりすぎないように工夫することも大切です。
インフルエンサーの雰囲気に合った依頼文を書くために、ここでも、インフルエンサーの投稿をしっかりチェックしておくことをおすすめします。
ちなみに、インフルエンサー企業へ依頼する際には、ビジネス構文でも差し支えありません。
大切なのは、個人相手でも企業相手でも「ギフティングする目的」を明記することです。信頼感のある依頼文で、次の段階へ進めましょう。
ステップ3:商品の発送時に気をつけるべきこととは?
承諾を得て住所を聞き商品を発送する際は、万が一の情報漏洩を防ぐため、DMではなく個別メール等を利用して安全に個人情報のやり取りを行うべきです。
ステップ4:インフルエンサーによるSNS投稿前の確認事項とは?
意図したPR効果を得るため、事前にリモート等で打ち合わせを行い、商品のアピールポイントや必須キーワード、指定ハッシュタグなどを念入りにすり合わせます。
打ち合わせの際には、下の項目について念入りに確認しておきましょう。
- 商品のアピールポイント
- 具体的な投稿内容
- 必ず入れてもらう言葉
- 投稿数、投稿日時
- ハッシュタグ
これらを確認したうえで、インフルエンサーに投稿してもらいます。投稿がされた後には、忘れずにインフルエンサーへのお礼をしましょう。
ステップ5:投稿後の効果測定・分析でチェックすべき指標とは?
費用対効果を確認するため、エンゲージメント数、商品販売数、リンクアクセス数を分析し、同時にインフルエンサーからのフィードバックを得て次回の改善に繋げます。
- エンゲージメント数
- 投稿後の商品販売数
- リンクへのアクセス数
これらの項目について数値を分析し、費用対効果を確認します。
同時に、数値だけでなくインフルエンサーからもフィードバックをもらうことが大切です。双方のデータが、次回以降の施策に役立ちます。
例えば、「狙ったターゲット層に響いていなかった」という場合でも、その後、投稿内容を変えるだけで効果が出ることもあります。どんな改善策を行えばどんな結果が得られるかといったデータを蓄積していくためにも、分析はしっかりと行いましょう。
ギフティングマーケティングを成功させる4つのポイントとは?

成功確率を高めるためには、「商品と共通点の多いインフルエンサーの起用」「良好な関係構築」「ハッシュタグの指定」「ステマ対策(炎上防止)」の4点を徹底することが重要です。
ここでは、それらのポイントについて詳しくご紹介していきます。
ポイント1:商品と共通点の多いインフルエンサーを起用する理由とは?
普段の投稿の世界観が合い、同カテゴリの商品を頻繁に紹介しているインフルエンサーを選ぶことで、自社が狙うターゲット層へピンポイントかつ自然にPRできるからです。
- 普段の投稿と世界観が合う
- 自社の商品カテゴリを頻繁に紹介している
以上のような共通点が多いほど、商品と相性の良いインフルエンサーといえるでしょう。
商品と相性の良いインフルエンサーを起用すれば、おのずと「狙ったターゲット層」にPRできます。
ただ単に「フォロワーが多い人に頼もう」というのではなく、SNSの投稿履歴などから、細かい共通点を探すことが大切です。
ポイント2:インフルエンサーと良好かつ長期的な関係構築を目指す理由とは?
対応の悪さが原因で悪評が広まるリスクを防ぐだけでなく、急な依頼変更への対応や長期的で安定した質の高いPRを引き出すために、信頼関係の構築が不可欠だからです。
商品を送ってレビューしてもらうという形式上、インフルエンサーとの関係性が良くないと、思わぬ悪評につながりかねません。
もし「商品を送ってもらったけど、対応が最悪」などと書かれてしまえば、企業信頼度は著しく下がってしまうことでしょう。
良好な関係を築くことで「急な依頼内容変更にも対応してもらえる」といった可能性も高まります。
長期的に安定したPRをしてもらう観点からも、インフルエンサーとの良好な関係作りは非常に大切です。
ポイント3:ハッシュタグを必ず指定すべき理由とは?
SNSはハッシュタグ検索が主流であるため、自由記述にしてしまうと売りたい層や潜在顧客へ適切にリーチできず、PR効果が半減してしまうからです。
売りたい層へのアピールはもちろん、潜在顧客へのアプローチという意味も含めて、ハッシュタグは指定するようにしてください。
ポイント4:ステルスマーケティングによる炎上を防ぐ対策とは?
報酬の有無や内容指定にかかわらず、商品提供の事実を隠すと「ステマ」とみなされ炎上するため、必ず「#PR」等のハッシュタグで提供を受けていることを明記させます。
近年は、ユーザーもステルスマーケティングに対する警戒心が強く、怪しい投稿はすぐに炎上へと繋がる時代です。
インフルエンサーには、#PRを記載してもらうと同時に「提供されている」ということをアピールしてもらうよう、しっかり確認しておきましょう。
ステルスマーケティングになってしまった場合、一度炎上すると、信頼感を取り戻すまでに時間がかかります。
トラブルを未然に防止するためにも、社内できちんとした対策を練ることを忘れないようにしましょう。
Instagramを活用したINFLUFECTのギフティングマーケティング成功事例3選

弊社INFLUFECTのサポートにより、Instagramのインフルエンサーを起用して高いPR効果やファン獲得を実現した「メルシャン」「AYURA」「オハヨー乳業」の事例をご紹介します。
どの事例も、インスタグラムで活躍するインフルエンサーを起用したものです。
自社でギフティングマーケティングの施策を考えている方は、ぜひご参考にしていただければと思います。
事例1:メルシャン株式会社(ターゲット層へのピンポイント訴求)
新製品ワインのPRにおいて、テレビCMでは届きにくかった20〜30代の層へインフルエンサーを通じてピンポイントにアプローチし、予想以上の反響を獲得しました。
新製品のワインを20代~30代の層にアピールしたいと考えていた、メルシャン株式会社様。しかしながら、「ターゲット層へのアプローチが上手くいっていない」という点がお悩みでした。
そこで、Instagramのインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングを実施し、ギフティングマーケティング施策も行いました。
施策後は予想以上の反響があり、インフルエンサー自身も「自社商品のファン」になってくれた、とのことです。
「テレビCMだけでは拡散しきれないユーザーへ、ピンポイントでアプローチできたのが嬉しかった」と振り返ってくださいました。
事例2:AYURA(熱量の高いファン獲得とEC誘導)
休眠状態だったInstagramを活性化させるためギフティングを実施した結果、フォロワーの反応が良くなり、ECサイトにおける20代後半の顧客構成比が増加しました。
美容ブランドであるAYURA(アユーラ)様は、それまでも「SNSを上手く活用したい」と考えていながらも、自社Instagramが活用されていない状態でした。
そこで、Instagramの運用を活性化させブランドの認知も拡大させるために、インフルエンサーマーケティング施策をスタート。ギフティングマーケティングも実施しました。
結果、「フォロワーがアクティブに応えてくれるようになった」「ECの顧客層で20 代後半の構成比が増加傾向になった」などの成果を得られました。
フォロワーの増加と、「実際に使ってみよう」と思ってくれる「熱量の高いファン」獲得に成功した事例です。
事例3:オハヨー乳業株式会社(インフルエンサーとの共創)
企業からの一方的な発信ではなく、熱量のあるインフルエンサーと共に商品を発信したことで、自社商品の新たな魅力や改善点に気付くことができました。
「自社Instagramのフォロワー数は多かったものの、思ったような活用ができていなかった」という、オハヨー株式会社様。
企業から一方的にインフルエンサーに発信を促すのではなく、熱を持ったインフルエンサーとともに商品を発信したい、という思いから弊社にご依頼くださいました。
実際に施策を実践してみて、改めて、自社商品の魅力や改善点に気付くことができたそうです。次回以降の企画にも役立ったとのことです。
ギフティングマーケティングに関するよくある質問(FAQ)

ギフティングマーケティングの定義やステマ対策、関連法規への注意点、認知度の低い商品の依頼方法など、初めて実施する際によくある4つの疑問にお答えします。
ギフティングマーケティングを実施する際の参考にしてみてください。
Q1:ギフティングマーケティングとは何ですか?
インフルエンサーに商品を提供し、SNSで紹介してもらうことで、ターゲット層へ自然かつ効果的にPRを行うマーケティング手法です。
商品を提供しているという事実を公にすることで、フォロワーも不信感を抱くことがなく、自然に商品のPRができます。
絞ったターゲット層へのアプローチが可能であるとともに、インフルエンサーにしかない影響力を利用したい場合に有効なマーケティング手法です。
Q2:ステルスマーケティング(ステマ)にならないようにするには?
「報酬が発生する」または「投稿内容を指定する」場合は広告とみなされるため、必ず「#PR」などの関係性明示タグを記載させる必要があります。
投稿が広告であるかどうかは、「広告主とインフルエンサーの間に、広告に関する同意があるかないか」「口コミの有無」などで変わってきます。
インフルエンサーに対して「無償なので自由になんでも書いて良いですよ」と指定した場合には、ただの口コミということになり、ステルスマーケティングとはみなされないでしょう。
しかし、「報酬が発生する」かつ「内容を指定する」場合には、必ずPR表示をしてください。
Q3:景品表示法や薬機法、医療法などの法律に引っ掛かるリスクは?
企業が投稿内容を指定する場合、その発信は「広告」とみなされるため、景品表示法や薬機法などの広告規制に違反しないよう厳重な注意が必要です。
Q4:商品の認知度が低い場合でもギフティングは承認してもらえますか?
認知度が低いと個人間での依頼は断られる確率が高いため、確実に実施したい場合はインフルエンサーを抱える専門のキャスティング企業へ依頼することをおすすめします。
ギフティングマーケティングのまとめ

爆発的なPR効果が見込めるギフティングマーケティングですが、インフルエンサー選定や炎上対策の難しさをクリアするためには、実績豊富な専門会社のサポートを活用するのが確実です。
INFLUFECTでは、企業のギフティングマーケティングをサポートしています。
6,000社以上のSNSマーケティング成功事例から導き出した、最適なマーケティング施策を提供します。
ギフティングマーケティングなどのSNSマーケティングでお悩みの方は、ぜひINFLUFECTまでご相談ください。
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