コラム

ファンマーケティングのメリット3選!戦略のポイントも解説

最終更新日 2026年2月21日(Sat)

記事作成日 2023年12月23日(Sat)

最近、弊社では長くお付き合いさせて頂いているクライアント様より、有難いことに「コミュニティ形成」を求める多数の声が挙がります。複数の人が集まって形成されるコミュニティでは、色んな情報交換をすることで企業力を高めることができます。
そこで、今回は「インフルエンサーとコミュニティ」をお題として、ファンマーケティングに関するメリットやメカニズムを解説していきましょう。

ファンマーケティングとはどのような手法か?

ファンマーケティングとは、企業やブランドに強い愛着を持つ「ファン」を増やし、継続的なコミュニケーションを通じて強固な信頼関係を築き上げるマーケティング手法です。

従来のマーケティングでは顧客を単なる購買者として捉えることが多かったのに対し、ファンマーケティングでは顧客との絆を深め、商品やサービスの販売だけでなく、顧客体験やコミュニケーションを通じて継続的な関係を築くことを重視します。

ファンマーケティングが注目される背景とは?

新規顧客の獲得が困難になっている「外的要因」と、少数のコアファンが売上の大部分を支えているという「内的要因」の2つが主な背景です。

○外的要因:
コロナの影響やクッキー問題など従来の新規獲得方法が通用しなくなっている
○内的要因:
パレートの法則として、コアファンが売上を大部分を締めている

ファンマーケティングが機能するメカニズムとは?

企業とユーザー(またはインフルエンサー)のエンゲージメントが高まることで、熱量の高い上位層のファンが自発的にブランドを応援し、新規顧客を連れてくる好循環が生まれる構造です。

さらに「ブランド」と「パートナー」の中でエンゲージメントが高まると、会社を好きな社員がリファラル採用してくれるように、SNSやコミュニティ内でブランドを応援してくれたり、勝手に誰かにブランドを推奨してくれるようになります

これがまさにコミュニティ形成と同じ構造になっており、ピラミッドの上の方のセグメントユーザーが

・新規ユーザーを連れてきてくれる
・既存ユーザーの羨望となり、他ユーザーを引き上げてくれる

ようになってきます。

ファンマーケティングによって得られる3つのメリットとは?

ファンマーケティングを実践して顧客とのエンゲージメントを深めることで、採用コストの削減、新規案件の獲得、強力な事例作りといった多角的なメリットを享受できます。

  • 会社経営
  • マネジメント
  • マーケティング
  • 採用

上記4つはいずれも抽象的には同じ構造で、「中の人」とエンゲージメントを強化していければ、多くのメリットが享受できます。以下で主なメリットに触れていきましょう。

1. リファラル(紹介)による採用や集客が期待できる理由とは?

企業への愛着が強いファンは、自発的に友人や知人に商品・サービス、さらには求人情報まで紹介してくれるため、広告費や採用コストを大幅に抑えつつ質の高い集客・人材確保が可能になります。例えば、欠員によって働き手が必要な時、企業アカウントのファンからのリファラルによって人材を確保できるケースがあります。

一般的な手法である求人媒体に掲載して募集するよりも、人材獲得における手間・コストが低減されるでしょう。人材紹介に依頼すると場合には、1人の紹介で100万円以上のコストを要するケースもあるため、非常に効率的です。

2. 案件や他部署の紹介に繋がる理由とは?

ファンになった顧客は「この企業を応援したい」という心理が働き、自身のネットワークを活かして新たなビジネスチャンスや他部署の担当者を自ら紹介してくれるようになるためです。

ファンマーケティングは、バイラル効果を得られる1つの重要な交流ツールとなるのです。インフルエンサーとオーディエンスとの繋がりを掴むことは、ファンマーケティング戦略の成功において欠かせません。

3. インタビュー記事や事例に出てくれるメリットとは?

熱量の高いファンが自身の体験を顔出しで語ってくれることで、それが最強の口コミ(UGCや導入事例)となり、新規顧客の購買意欲や信頼感を最短距離で高めることができるからです。新たな顧客層へのリーチに効果的である「ユーザー体験」を提供することで、また新たなファンを生み出します。

上記のような紹介のされ方は、体験や事例がすでにセットでついている(推奨/紹介者がすでに体験者である)ので

・toCであれば、UGCやレビューの代わりになる
・toBであれば、事例、モデルケース

このような効果を最短の工程で届けられます。

よって、紹介されたCV(ここでは受注や応募、購入・DLなど)までの道のりがギュっと短縮されます。

ファンマーケティング・コミュニティの発展した先の「紹介」は、良いことばかりなのです。

ファンマーケティングを成功させる戦略のポイントとは?

SNSを活用したファンマーケティングを成功させるには、アルゴリズムの理解、ハッシュタグキャンペーンの実施、そしてユーザーが自発的に交流するコミュニティ化の促進が重要です。以下のポイントを抑え、積極的に発信を行っていきましょう。

SNSのアルゴリズムを利用する重要性とは?

各SNSのアルゴリズムを理解して最適なタイミングと形式で発信することで、ターゲットとなるユーザーの目に留まる確率を高め、効果的にエンゲージメントを獲得できるからです。アルゴリズムがどのような内容をどのユーザーに表示するかを決定するため、

  • 投稿のタイミングや形式
  • ユーザーの興味関心

これらを考慮した内容を把握することが成功のカギとなります。

フォロワーのアクティビティや好みを分析し、それに合わせたコンテンツ配信を心がけることで、より多くのユーザーの目に止まり、関与度を高めることができるのです。

ハッシュタグを活用したキャンペーンが効果的な理由とは?

ユーザー参加型のハッシュタグキャンペーンを実施することで、フォロワーによる自然な口コミ(UGC)を生み出し、楽しみながらブランドの露出とファン層を拡大できるからです。例えば、特定のハッシュタグをつけて投稿することでユーザー参加型のキャンペーンを実施し、フォロワーの間で自然な口コミが広がるよう仕掛けます。

成功例として、某コスメブランドが「#私のお気に入り」のハッシュタグをつけてユーザーにそのブランドのコスメ使用シーンを投稿してもらい、最も人気のあった投稿を公式アカウントで紹介しました。

これによりユーザーは自身の投稿がブランド公式から認められることを期待できるため、投稿を促し、結果としてブランドの露出とファン層を拡大することに成功した事例があります。

フォロワーのコミュニティ化を促進する仕組み作りとは?

企業からの一方的な発信ではなく、共通の趣味や関心を持つユーザー同士が交流し、共に価値を創造できる「場(コミュニティ)」を提供することが、強固なファン形成に繋がります。

その1つに挙げられるのが、共通の趣味や関心事を持つユーザー同士が交流できる「コミュニティ」です。ユーザーが主体となり、企業や商品、ブランドと共に価値を創造していく過程を大切にし、それによって強いコミュニティが形成されることを目指すのです。

ファンマーケティングの先にある「コミュニティ形成」とは?

ファンとの関係をさらに強固で長期的なものにするためには、フォロワー同士が交流し、独自の文化を育む「コミュニティ」を意図的に形成していくステップが不可欠です。コミュニティはフォロワー同士の交流を促し、インフルエンサーとファンの間に独自の文化を育てる場所となります。

コミュニティを形成するステップは、熱心なコアファンを作り、参加しやすいコンテンツの提供を心がけることです。そして最も重要なのは、継続的なコミュニケーションです。

コミュニティの核となるコアファンを獲得する方法とは?

過去の反応やイベント参加履歴などのデータ分析に加え、アンケート等で直接意見を聞くことで、ブランドを熱心に支持してくれるコアファンを見つけ出し、関係を深めることが重要です。これらのファンを見つけ出すためには、過去のコンテンツの反応(アクション)、イベント参加履歴など、複数の指標に基づいて分析を行うことが有効です。

また、アンケートやインタビューなどを通じて、ファン一人一人の意見や興味を直接聞くことも、彼らを理解する上で重要な手段となります。

コミュニティで共感とエンゲージメントを生み出すコンテンツとは?

ファンの興味やニーズを深く理解し、裏側を見せるバックステージ動画や参加型のライブ配信など、感情を動かしインタラクションを誘発するストーリー性のあるコンテンツを提供することです。ファンが共感するストーリーを作り上げることで、彼らの心を動かし、それによってインタラクション(相互作用)が生まれます。

コンテンツは、ファンの興味やニーズを踏まえ、彼らが共有しやすい形式で提供する必要があります。例えば、インフルエンサーの日常を覗き見ることができるバックステージ動画や、参加型のライブ配信などが挙げられます。

フォロワーのコミュニティ化を維持・促進するコミュニケーションとは?

コメントへの返信やライブ配信での直接対話に加え、定期的なイベントやミートアップを企画してファン同士の横の繋がりも深める、継続的かつ双方向のコミュニケーションが求められます。ファンとの関係を強化するために、インフルエンサーは積極的にコミュニケーションを取り続ける必要があります。コメントやメッセージに返信を行うだけでなく、ライブストリーミングを通じて直接意見を交換するなど、ファンとの距離を縮めることが大事です。

また、定期的なイベントやミートアップを企画することで、ファン同士のつながりも深めることができるでしょう。

ファンマーケティングとコミュニティ形成のまとめ

ファンマーケティングの成功は、目の前の顧客やインフルエンサーをパートナーとして大切にし、彼らを中心とした強固なコミュニティを築き上げることで、ビジネスのあらゆる課題解決へと繋がります。
まずは「目の前の人を大切に、そして今関わっている企業、案件を大切に」しましょう。
それが、ビジネスのさまざまな課題を解決していくことに繋がります。

3人でも集まればそれはもうコミュニティであり、弊社でもSNS・インフルエンサー施策をするときにコミュニティの構造を意識して実施していきたいと思っております。

SNS・インフルエンサーマーケティングを成功させたいのであれば、インフルエンサーを大切にしながら、パートナーとして企業の代わりにコミュニティを作ってもらうことが最短ルートです。

INFLUFECTでは【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】の5つのメイン機能を一元管理し、貴社のSNSやインフルエンサーマーケティング成功に導きます。

SNSやインフルエンサーマーケティングでお悩みの方は、INFLUFECTまでご相談ください。

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