コラム

Instagram運用の取扱説明書!ビジネス活用1から100まで完全解説【有料級】

最終更新日 2025年3月7日(Fri)

記事作成日 2025年1月30日(Thu)

「なかなかフォロワーが増えない」
「投稿を見てもらえずプロモーションに繋がらない」

こんな悩みを抱えていませんか?

インスタをビジネスに活用する企業が増える一方で、運用に行き詰まりを感じる担当者が増えています。私たちは日々多くの広報担当者から「SNSからどう売上に繋げればいいか分からない」というご相談を受けます。

その原因の多くは、企業のアカウント運用とユーザーのニーズに「ズレ」があることです。このズレを解消し、フォロワーを顧客に変えるためのInstagram運用のノウハウを本記事で網羅的に解説します。

実際に書籍にて販売中の内容をもとに、【超有料級】のアカウントの設定から効果的な投稿、広告の活用法まで、成果を出すためのステップを余すところなくお届けします。

【STEP1】Instagram運用を始める前に目的を決めよう

Instagram運用とは、企業がInstagramのアカウントを活用して、商品やサービスの認知拡大や購買行動の促進を図ることです。

運用を成功させるためには、まず「何のためにInstagramを活用するのか」という目的を明確にすることが大切です。ただやみくもに投稿を続けても、期待する成果を得ることはできません。

 

運用目的は「集客」であることを意識する

Instagram運用において、多くの企業が陥りがちなミスが、「フォロワー数の増加」を最終目標にしてしまうことです。

確かにフォロワー数の増加は一つの成果ではありますが、それ自体がゴールではありません。運用の最終的な目的は、「集客」を通じて売上や利益を向上させること。

そのためには、どのような顧客を引き寄せたいのか、フォロワーにどのような行動をしてほしいのかを明確にする必要があります。重要なのは、フォロワーの「数」ではなく「質」なのです。

 

具体的なターゲット(ペルソナ)を設定する

Instagram運用を成功に導くためには、ターゲットとなるユーザーをできるだけ具体化することが重要です。これを「ペルソナ設定」と言います。

たとえば、「25歳の女性、都内在住の事務職、カフェ巡りが趣味、美容に関心が高い」というように、具体的な人物像を描くことで、ターゲットのニーズや興味をより深く理解できます。また、ペルソナのライフスタイルや価値観から「何を知りたいのか?」「何に悩んでいるのか?」を導くことにより、心に響くメッセージを施策できます。

 

SNSと相性が良い運用ジャンルを選定する

Instagram運用を成功させる近道は、ビジネスの特徴に合ったジャンルを選ぶことです。先に理解しておきたい点は、Instagramは「BtoB」よりも「BtoC」に向いた媒体であるということです。

(例)

視覚的要素で相性がいいジャンル 体験要素で相性がいいジャンル
ファッション 起業・ビジネス
美容 投資
旅行 恋愛
グルメ ブログ

ファッションや美容など、写真や動画でビフォーアフターや商品の魅力を伝えやすい分野は特に相性が良いとされています。

また、起業やビジネス、お金に関するアドバイスを発信するアカウントも、実用的な情報を求めるユーザーに人気があります。さらに、恋愛やライフスタイルに関する投稿、ブログやエッセイの共有も多くの共感を得やすいジャンルです。

 

競合アカウントとの差別化を図る

Instagramの競争が激化する中で、競合アカウントとの差別化を図ることは非常に重要です。

 

  • 発信者の立ち位置
  • ストーリー性
  • 商品の見せ方
  • 投稿のデザインやエフェクト
  • キャプションのトンマナ

 

競合アカウントを分析し、上記を工夫することで、自社の独自性を際立たせるコンテンツを作成しましょう。

 

KPIを設定して運用指標を作る

Instagram運用では、マーケティング効果を測定するために具体的な「KPI(重要業績評価指標)」を設定することが不可欠です。具体的には、以下のような項目です。

 

  • フォロワー数
  • リーチ数
  • インプレッション数
  • 保存数
  • エンゲージメント率
  • ウェブサイトのクリック数
  • ストーリービュー
  • コンバージョン
  • DMのやりとり数
  • 広告のクリック数 など

 

企業の場合、チーム全体で共通の目標を持つことで、一貫性のある運用を継続できます。KPIに基づいて施策を改善しながら運用を進めることで、長期的かつ効果的なInstagram運用ができるでしょう。

 

【STEP2】運用の基盤を作るアカウント作成と設定

運用における目的や方向性が決まったら、実践を始めましょう。

Instagramには、「個人アカウント」と「ビジネスアカウント」の2種類があります。ビジネス目的で運用する場合は、必ずビジネスアカウントを選択するようにしましょう。

この章では、ビジネスアカウントでの発信を前提として、アカウントの作り方や設定方法について解説します。

 

Instagramビジネスアカウントの作り方

アカウント自体の作成方法は簡単で、まず個人アカウントを作成し、設定画面から「ビジネスアカウント」に切り替えるだけです。その後、会社名や連絡先情報、業種などの必要な情報を入力します。

ビジネスアカウントでは、マーケティングに役立つ便利な機能が利用できるようになります。運用効果を見える化し、改善につなげるための重要なデータを取得することが可能です。

 

ビジネスアカウントと個人アカウントの違い

ビジネスアカウントは、個人アカウントと比較して、企業運用に特化した多くの便利な機能を備えています。

 

  • インサイト機能
  • 広告配信機能
  • ショッピング機能
  • CTAボタン
  • 予約投稿機能
  • ブランドコラボ機能

 

広告配信機能では、ターゲットユーザーに絞った無駄のないプロモーションが可能です。また、ショッピング機能を利用すれば、Instagram上で商品を直接販売することができます。

これらをうまく活用すれば、Instagramは強力なマーケティングツールとして機能します。

 

アカウントプロフィールを充実化

プロフィールは、ユーザーがアカウントを訪れたときに最初に目にする大切な部分です。この部分がしっかり整っていると、アカウントへの興味や信頼感が高まりやすくなります。

該当箇所 文字制限
名前 最大64文字
プロフィール欄 最大150文字

上記の文字数で、いかに魅力的に本質を伝えられるかがポイントです。

そんなプロフィールを効果的に整えるコツを以下で3つ紹介します。

 

ポイント①自己紹介では「コンセプト」を簡潔に伝える

プロフィールの自己紹介欄は、アカウントの方向性やブランドの特徴を簡潔に伝える場です。以下のようなポイントを明確に記載しましょう。

  • 誰向けのサービスなのか
  • 何を提供しているのか

長々と説明するよりも、分かりやすい言葉を使って、一目でイメージできるコピーが好まれます。たとえば、以下のようなものです。

  • 忙しい人のための簡単レシピ
  • 狭くても片付く収納術
  • 毎日に彩りを与えるインテリア

 

ポイント②自社HPなど「リンク」で目的達成への導線を作る

企業やブランドの概要の下には、コンバージョンへ導くリンクや連絡先を明示します。

  • サービスを受けるには何をすべきか
  • どこから購入できるのか
  • 企業への連絡方法 など

Instagramのプロフィールには5つのリンクを設置できます。このリンクを有効活用し、自社HPやLP(ランディングページ)へ誘導することで、商品購入やサービス利用につなげましょう。

リンク先の内容を定期的に更新し、キャンペーン情報や限定オファーを掲載することも忘れず行ってください。

 

ポイント③ハイライトで安心感や信頼性を構築する

プロフィールの下には、過去のストーリーズをテーマごとに整理し、ユーザーが必要な情報にすぐアクセスできるように配置することができます。これを「ハイライト機能」といいます。

  • 商品紹介
  • お客様の声
  • 利用事例
  • イベント情報

顧客に聞かれやすいテーマを、分かりやすいカテゴリに分けて設定するのがおすすめです。

最初はリールやストーリーズの運用に集中し、後からハイライトに追加していく形でも問題ありません。日々の運用で新しい情報を随時更新・追加していけば、自然とハイライトが充実していきます。

 

【STEP3】ファンを惹きつける投稿コンテンツの作り方

Instagramユーザーの心を掴む第一歩は「このアカウント、面白い!」と興味を持ってもらうことです。

 

  • 共感できる
  • 日常生活に役立つ
  • 思わずシェアしたくなる

 

ただ投稿するだけではなく、ユーザーが上記のように楽しめるコンテンツを設計することが重要です。

 

ターゲット層に合うコンテンツ戦略を策定する

Instagram投稿の内容は、ペルソナで設定したターゲット層に響くものであることが重要です。ターゲット層の年齢、性別、趣味嗜好、ライフスタイルを考慮し、求める情報や興味を引くテーマを選びましょう。

ターゲットが同じ女性でも20代であれば、ファッションや美容トレンド、SNS映えするスポットなどの情報が響きやすくなります。

一方、40代の女性であれば、健康や美容のケア方法、家族や子どもとの時間を充実させるアイデア、またはキャリアや趣味に関する情報が響きやすくなります。

 

3タイプの投稿方法から選択する

Instagramでは、主にフィード(画像・動画)、ストーリーズ、リールの3つの投稿形式が用意されています。運用目的やターゲット層に応じて適切な形式を選ぶことで、効果的な情報発信が可能になります。

 

①フィード(静止画・動画)

Instagramの基本でもあるフィード投稿は、商品やサービスの魅力を直感的に伝えるための重要なコンテンツです。特に高品質で魅力的な写真は、ユーザーの目を引き、投稿への関心を高める効果があります。

画像の枚数制限 最大10枚まで
動画の制限 1投稿につき1本の動画をアップロード可能。

最短3秒から最長10分まで

投稿する画像の編集には「VSCO」や「Lightroom」がおすすめです。「VSCO」は直感的な操作と豊富なフィルターが特徴で、自然な色味やフィルム風の加工が簡単にできます。

一方、「Lightroom」はプロ仕様の編集が可能で、RAW形式の写真にも対応。明るさや色味を細かく調整でき、ブランドイメージに合った写真の統一感を作れます。

動画投稿は、静止画では伝えきれない商品の使用方法やサービスのストーリーを効果的に表現できます。ただし、最近はフィードに動画をアップするよりも、リールを活用したショート動画のアップロードが主流です。

 

②ストーリーズ

24時間限定で表示されるストーリーズは、リアルタイムな情報を発信するのにぴったりです。商品の新入荷情報や日常の小さな出来事をシェアすることで、ユーザーとの距離感を縮めることができます。

  • 質問機能
  • クイズ機能
  • 投票機能
  • カウントダウン機能

 

ストーリーズではこれらを活用することで、ユーザーとの双方向コミュニケーションを促進することが可能です。また、以下のようにコンバージョン達成にも効果的です。

 

  • 商品タグの利用
  • リンクの挿入
  • 位置情報の追加

 

プロフィール欄のハイライトを充実させるためにも、積極的なアップロードを目指しましょう。

 

③リール

リールは、1分以内の短い動画を投稿できる形式で、エンターテインメント性が高く、拡散力が優れている点が特徴です。

トレンドの音楽やエフェクトを取り入れることで、投稿がユーザーの目に留まりやすくなり、新しいフォロワーを獲得する絶好の機会になります。

実際に、最近はリール投稿しているアカウントが伸びやすい傾向にあるようです。

リールは、アプリ内の機能で音楽を付けることも可能ですが、「CapCut」や「InShot」といった動画編集アプリが便利です。これらのアプリでは、音楽やエフェクトの追加、テキストの挿入が簡単に行え、完成度の高い動画が素早く作成可能です。

 

「投稿内容」と「ブランド」の世界観を統一する

Instagramでは、投稿の内容とブランドの世界観を一貫性のあるものにすることが重要です。写真や動画の雰囲気、使用するフィルターやフォント、キャプションのトーンを統一することで、アカウント全体にまとまりが生まれます。

このような統一感のあるデザインやメッセージは、ブランドへの信頼感を高めるだけでなく、ユーザーの記憶にも残りやすくなります。

 

目を惹きつける視認性が高いデザインを考案する

Instagramは視覚重視なプラットフォームであるため、写真や動画の構図、配色、フォントサイズなど、細部にこだわりながら、シンプルでわかりやすいデザインを心がけましょう。

1つ1つの投稿デザインはもちろんですが、以下の画像のようにホーム画面に並んだ時の視認性がとても重要です。

 

【STEP4】投稿の最適化でアルゴリズムを味方につける

ただ投稿を続けるだけでは期待する効果を得ることはできません。Instagram運用を成功させるためには、投稿を最適化する工夫が必要です。

次に、投稿のパフォーマンスを最大化するための具体的な6つのポイントについて、分かりやすく解説します。

 

ターゲットの閲覧時間を予測して投稿する

コンテンツを効果的に届けるためには、ターゲット層が最もアクティブな時間帯を狙って投稿する必要があります。

たとえば、学生であれば通学時間や放課後の時間帯が有効であり、働く世代であれば昼休みや仕事終わりの18時〜22時が効果的です。一方、主婦層をターゲットにする場合は、子どもが学校に行った後の午前10時〜午後2時の間が最適とされています。

これらの時間を狙い、予約機能を使って定時に投稿される状態にしておきましょう。

 

2~3日おきの投稿で運用を止めない

運用を成功させるには、投稿頻度を一定に保つことが欠かせません。

毎日投稿を目指すのが理想的ですが、運用負担を考慮して2〜3日おきに投稿するペースを設定するのも効果的です。

投稿が途切れると、フォロワーの関心が薄れ、エンゲージメントが低下するリスクがあります。また、定期的な運用をすることで、アクティブなアカウントであることを印象付けることが可能です。一定のリズムで投稿を続けることで、フォロワーとの接点を維持できます。

 

ユーザーの「求める情報」と「役立つ情報」を発信する

フォロワーの満足度を高めるには、ユーザーが求める情報や豆知識的なお役立ち情報を発信することが重要です。

たとえば、美容ブランドであれば「肌感別のスキンケアの選び方」や、「今話題の〇〇!ぶっちゃけどう?」というようなコンテンツです。フォロワーにとって有益な情報を継続的に提供することで、「フォローし続けたい」と思われます。

 

高い保存率」と「長い滞在時間」を獲得できるように工夫する

保存率や滞在時間が高い投稿は、アルゴリズムに好影響を与えるため、フォロワー外のユーザーにリーチする可能性が高まります。ユーザーが保存したくなるような「チェックリスト」や「ガイド」、参考になる「ヒント」を盛り込むことで、保存率を高めることができます。

また、複数枚のフィード投稿やストーリー性のある動画を活用して、ユーザーが長く投稿に留まる工夫をしましょう。

 

キャプションの効果的な書き方をする

SNSにおけるキャプションとは、投稿するコンテンツ画像や動画に添えられるテキストのことを指します。キャプションは、投稿内容を補足し、ユーザーに伝えたいメッセージを届ける重要な役割を果たします。

簡潔でわかりやすい文章を心がける一方で、キャッチーな表現や絵文字を使って親しみやすさを演出しましょう。

 

  • あなたはどう思いますか?
  • お気に入りの商品を教えてください

 

このような質問をキャプションに含めることで、コメントの増加が期待できます。

 

ハッシュタグの効果的な使い方・調査方法

ハッシュタグは投稿を多くのユーザーに発見してもらうためにも重要です。ハッシュタグはリンクとして扱われるため、任意のタグをタップすることで、そのハッシュタグが付いたおすすめの写真や動画が一覧表示されます。

まず、自社の商品やサービスに関連する人気のハッシュタグをリサーチし、それらを投稿に取り入れましょう。ただし、ハッシュタグの数を増やすだけでは効果は得られないため、関連性の高いものを厳選することが大切です。

また、オリジナルのハッシュタグを作成し、フォロワーや顧客にも使用してもらうことで、コミュニティ形成を促進することができます。

ちなみに、1つの投稿に対して付けられるハッシュタグの上限は30個です。

 

発信した投稿は「インサイト」を分析

投稿後には、Instagramのインサイト機能を活用してパフォーマンスを分析しましょう。リーチ数、エンゲージメント率、保存数、クリック数などのデータを定期的に確認し、どの投稿が効果的だったのかを把握します。

特に反応が良かった投稿は、どの要素が成功の要因だったのかを考え、次回以降の投稿に活かしましょう。データに基づいてコンテンツを改善することで、より成果の出やすい運用ができます。

 

【STEP5】フォロワーを増やすエンゲージメント施策のコツ

フォロワーは「質」が重要ですが、企業アカウントとしてはそれなりの数のフォロワーが欲しいものです。本章では、ユーザーの関心を引き、信頼を得ることで、Instagramアカウントの成長を促進する方法について解説します。

 

フォロワー外にしっかりリーチすることが重要

新規フォロワーの獲得に直結する重要なポイントは、いかにフォロワー以外のユーザーにリーチするかです。

 

  • ハッシュタグ
  • 位置情報
  • ストーリーズ
  • リール
  • ライブ配信
  • 広告
  • キャンペーン

 

これらの工夫により、フォロワー外のユーザーにもアプローチすることで、新たなフォロワーの獲得が期待できます。

 

「Instagramユーザー」が「フォロワー」になるまで

Instagramを使っている人がただの「閲覧者」から「フォロワー」になるまでには、いくつかのステップがあります。単に投稿を見てもらうだけでなく、相手に「このアカウントをフォローしたい」と思わせる仕掛けが必要で、そのポイントは「共感」と「価値」です。

ユーザーにとって「自分ごと」と感じられる内容や、「役立つ」「知りたい」と思わせる情報を提供することで、フォローされる確率が格段に上がります

 

参加型キャンペーンで「コミュニケーション」を促進

エンゲージメントを高めるには、ユーザーとの積極的なコミュニケーションが必要です。投稿へのコメントやDMに丁寧に返信することで、フォロワーとの関係が深まり、信頼感が醸成されます。

また、「フォロー」「いいね」「コメント」をすることにより、参加できるキャンペーン施策もおすすめです。

 

インフルエンサーとのコラボはフォロワー増・エンゲージメント向上に効果的

インフルエンサーとのコラボは、フォロワー増加とエンゲージメント向上の両方に非常に効果的です。影響力のあるインフルエンサーが自社の商品やサービスを紹介することで、自然に「共感」「価値」「体験」を届けられます。

コラボを成功させるには、ブランドイメージに合ったインフルエンサーを選定し、自然で共感を呼ぶ発信を心がけることが重要です。インフルエンサーとの協力を上手に活用することで、アカウントの成長を大きく加速させることができます。

 

【STEP6】広告を活用したリーチと売上の伸ばし方

Instagram広告は、他のSNS媒体に加えてコスパに秀でており、具体的な成果を得ることが可能です。

広告種類 企業の活用シーン
写真広告 商品やブランドイメージをシンプルに伝えたいとき
動画広告 商品やサービスの使用方法、ストーリー、感情を伝えたいとき
ストーリーズ広告 短期間のキャンペーンや即時性が求められるプロモーションをするとき
カルーセル広告 新規ユーザーへのリーチを拡大し、潜在顧客を発見したいとき
発見タブ広告 潜在層のユーザーにプロモーションをしたいとき
コレクション広告 商品購入の意欲を高め、ECサイトへの導線を強化したいとき

※CTA:ユーザーに特定の行動を促すための指示・アクションのこと

 

①写真広告

写真広告は、Instagramのフィードに自然に馴染みやすい形式で、ユーザーに違和感を与えることなく商品やサービスをアピールできます。特に、高品質で美しい写真を使用することで、ブランドの第一印象を高める効果が期待できます。

 

活用時のポイント

  • ターゲットが興味を持ちやすい高品質な画像を選ぶこと
  • 短くインパクトのあるキャッチフレーズを添えて、「いいね」や「絵文字コメント」などシンプルなユーザーのアクションを促すこと
  • 滞在時間を延ばすために複数枚の画像を投稿すること

 

②動画広告

動画広告は、静止画では伝えきれない商品やサービスの魅力を動きのある映像で表現できます。商品の使い方やストーリーを伝えることができるため、感情に訴えかける力が強く、ユーザーの心に残りやすいのが特徴です。

 

活用時のポイント

  • 動画の最初の数秒でユーザーの興味を引き付けること
  • 通勤中の電車などでも見れるように字幕やテキストを取り入れ、音声なしでも内容を理解できる動画を作成すること

 

③ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、全画面で表示されるため、ユーザーの注意を引きやすい形式です。特に、期間限定のセールや新商品の告知など、緊急性のある情報を伝える際に適しています。

 

活用時のポイント

  • 動画の最初の数秒でユーザーの興味を引き付けること
  • 「今すぐ購入」「詳しくはこちら」などのCTAを配置すること
  • 情報を詰め込みすぎず、1つのメッセージやアクションを伝えること

 

④カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の画像や動画をスライド形式で表示する広告で、商品の異なる魅力を伝えるのに適しています。ユーザーがスワイプすることで詳細な情報を確認できるため、1つの商品を深く紹介する際や、複数の商品を同時にアピールする際に効果的です。

 

活用時のポイント

  • スライドに統一感を持たせること
  • ユーザーが次を見たくなるストーリー性を加えること
  • ビフォーアフターなど変化を取り入れること

 

⑤発見タブ広告

発見タブ広告は、ユーザーが新しいコンテンツを探しているタイミングで表示されるため、興味関心の高いユーザーに自然にリーチできます。他の投稿と一緒に表示されるため、広告らしさを感じさせず、受け入れられやすいのが特徴です。

 

活用時のポイント

  • 各スライドのつながりを意識すること
  • 動画と静止画を組み合わせること
  • 各スライドで一貫性のある内容・デザインにすること
  • CTAを各スライドに入れること

 

⑥コレクション広告

コレクション広告は、複数の商品をカタログのように一覧で表示できる形式で、ユーザーの購買意欲を高めるのに適しています。特に、ECサイトやオンラインショップを運営する企業には理想的な広告形式です。

 

活用時のポイント

  • モバイルユーザー向けのデザインを意識すること
  • 商品カタログをターゲットに最適化すること
  • 季節感や限定感を演出すること

 

【STEP7】PDCAの運用サイクルで成果を出し続ける

Instagram運用を成功させるには、投稿を続けるだけでなく、定期的に分析と改善を行うことが欠かせません。運用状況を振り返り、データに基づいて戦略を調整することで、より高い効果を得ることができます。

ここでは、Instagramのデータ分析と改善の具体的な方法について解説します。

 

インサイトで「人気な投稿」の特徴やカテゴリを掴む

Instagramのインサイト機能は、アカウントの運用成果を具体的に分析できる便利なツールです。この機能を活用することで、どの投稿が多くのエンゲージメントを集めたのか、またどのようなテーマや形式の投稿が反応を得やすいのかを把握できます。

上記の画面からインサイトを定期的に確認し、ユーザーの関心を分析し、それに合った投稿を続けることが効果的な運用につながります。

 

なぜ反応が良かったのか要因を言語化する

人気投稿がなぜ多くの反応を得たのか、その理由を分析し、言語化することが重要です。

 

  • ビジュアルが目を引いた
  • キャプションに共感できた
  • 投稿のタイミングが良かった

 

このように、具体的な要因を特定してみてください。これをチーム内で共有することで、成功パターンを再現しやすくなります。

さらに、良かった点だけでなく改善の余地がある部分も言語化することで、次回の投稿に向けた課題が明確になります。

 

要因をもとに新たな投稿でA/Bテストを行う

分析で得た要因を基に、異なる形式のコンテンツを作成、投稿するA/Bテストを実施することで、繰り返しユーザーの反応を分析します。

 

  • 1つは画像中心、もう1つは短い動画形式にしてみる
  • 画像のエフェクト・色調を変えてみる
  • キャプションのトーンを変えてみる
  • 異なるハッシュタグを使ってみる

 

たとえば、上記を実践してみることで、どのバージョンがより多くのエンゲージメントを集めるかを検証してみましょう。継続的にA/Bテストを実施し、結果を記録・分析して改善を重ねることで、運用精度を向上させていくことが求められます。

 

Instagram運用の基本ポイント

Instagramは写真や動画を中心としたビジュアル特化型のSNSであり、ユーザーに価値のある「体験」と「共感」を届けることに卓越しています

運用する際には、この特性を理解し、それを意識したコンテンツを作ることがとても重要です。

本章では、Instagramユーザーの特徴とビジネス使いの重要性について分かりやすく解説します。

 

Instagram利用ユーザーの特徴

Instagramは、国内だけでも6,600万人以上のアクティブユーザーを抱える巨大SNSです。2025年1月1日時点で、日本の総人口(概算値)は1億2,359万人とされており、国民の半数以上が利用している計算になります。

利用者の中心層は、10代から30代の若い世代です。しかし、近年は40代以上の利用者も増加しており、特に女性からの信頼が高いのも1つの特徴です。

こうしたユーザー層の特徴を理解し、ターゲットに合わせたマーケティング戦略を立てる必要があります。

 

Instagramの「ビジネス使い」が重要な理由

Instagramでは、これまでも企業から個人まで、アパレル業や旅行業、飲食業とさまざまな業種のプロモーションツールとして幅広く利用され続けてきました。その理由として、以下のような点が挙げられます。

 

1. 多くの人が使い続ける成長性の高さ

Instagramは、今なお世界中で新規ユーザーを獲得し続けており、日本でもその人気は高く、ユーザー数が増え続けています。

Instagramを生み出したMeta社は、広告収入とAI技術を駆使した革新的なプラットフォーム運営で、デジタル市場をリードしています。他のSNS媒体より低いクリック単価(CPC)は、広告費を効率よく活用したい企業にとって大きな魅力です。「費用対効果が抜群で、成果を実感しやすい」この特性が、多くの企業にとってInstagramを使い続けたい理由となっています。

 

2. 写真や動画で直感的に伝えられる

Instagramは、美しい写真や動画を使って、商品やサービスの魅力をダイレクトに伝えることができます。特に、ブランドの世界観を視覚的に表現することで、ユーザーの感情に訴えかける力が強まります。

他のSNSと比べても、視覚的なインパクトが強いため、消費者の購買意欲を高める効果が期待できます。

 

3. ブランドの知名度拡大・イメージ強化

Instagramでは潜在層に向けてブランドの認知度を高め、イメージを強化することができます。「一貫性のある投稿デザイン」や「魅力的なコンテンツ」を継続して発信することで、ユーザーにブランドの価値観を強く印象付けることが可能です。

 

4. フォロワーと深い繋がりを作れる

Instagramでは、コメントやDM、アンケート機能などを使って、ユーザーとの双方向のコミュニケーションが可能です。このような交流を通じて、フォロワーとの信頼関係を深めることができます。

さらに、継続的な関わりによって、ブランドのファンを増やし、リピーターの育成にも繋がります。

 

5. 狙ったターゲットに確実に届く

Instagram広告では、年齢、性別、興味関心など特定の属性を持つターゲット層に絞った広告を配信することができます。無駄のない効率的な広告運用が実現できるため、特にマーケティング予算が限られている場合でも、効果的なプロモーションが行えます。

 

6. ショッピング機能で売上に直結

Instagramのショッピング機能は、商品の購入プロセスを簡略化できる点で非常に優れています。投稿内の商品タグやショップページを通じて、ユーザーがその場で商品を購入することができるため、ECビジネスを展開する企業にとって大きな利点となります。

 

7. トレンドを発信する場として活用できる

Instagramは、トレンド発信の場としても非常に効果的です。新商品やキャンペーン情報を予告・リアルタイムに発信することで、消費者の関心を引き、新たな価値を提案することができます。

また、インフルエンサーを活用したマーケティングを行うことで、より多くのユーザーにリーチし、トレンドの創出を狙うことが可能です。

 

8. 実際のデータを見ながら改善できる

Instagramのインサイト機能を使えば、投稿のパフォーマンスやフォロワーの属性を詳細に分析することができます。こうしたデータに基づいて運用方法を見直し、改善点を取り入れることで、より効果的なマーケティング活動が可能になります。

データ分析を継続的に行うことで、運用の精度を高めていくことが大切です。

 

Instagram運用の成功事例とよくある失敗

最後に、実際に成功を収めたInstagram運用の事例と、よくある失敗例を取り上げます。

これらの事例から運用ポイントを確認することで、Instagram運用の成功を目指しましょう。

 

Instagram運用の成功事例

事例①プリモ・ジャパン株式会社の「BtoCtoC」戦略

ブライダルリングを展開するプリモ・ジャパン株式会社は、Instagramを活用し、ファンを育成する「BtoCtoC」戦略を推進しました。

従来はSNS施策に取り組んでいたものの、フォロワー数やエンゲージメントの重要性に疑問を抱き、「買って終わり」になりがちな商材特性上、リピーター施策が難しいと考えていました。しかし、LIDDELLとの取り組みを通じ、購入者の熱量を新たな顧客へとつなげる視点を強化。

アンバサダー募集では多くの応募が集まり、購入者のリアルな声が次の顧客の購買意欲を高める資産となりました。公式アカウントでは「憧れ感」を演出しつつ、コミュニティ機能を強化。さらに、熱量の高いインフルエンサーとの連携や、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を自社HPやブライダル情報誌へ展開する施策も進行中です。

この事例は、BtoC商材でも「買って終わり」にせず、購入者との関係を深めることで、新たな顧客へつなげられることを示しています。

 

【参考記事:<花嫁心を掴め>SNSから始まるブライダルジュエリーの新たな物語

 

事例② 株式会社自重堂の代理店との関係強化

ワークウェアブランドを展開する株式会社自重堂は、Instagram運用の目標を「フォロワー数」「エンゲージメント率」「ハッシュタグ数」に設定しました。その結果、アカウントの認知度が向上し、商品を取り扱う代理店との関係構築にも繋がりました。

また、代理店との相互紹介により、一般ユーザーだけでなく、取引先の目にも留まりやすくなるという効果を得ています。この事例は、InstagramがBtoBの分野でも効果的なマーケティングツールとなる可能性を示しています。

 

【参考記事:<作業着の新風>自重堂が描く、SNSで繋がる「日本一」ユーザー寄りのブランド構築

 

事例③株式会社アインファーマシーズ「AYURA(アユーラ)」

化粧品ブランド「AYURA」を展開する株式会社アインファーマシーズは、プロモーションをきっかけにInstagramを運用していましたが、プロモーション終了後の目的が明確でなく、投稿数をこなすことが目的化していました。リブランディングを控え、20代後半~30代女性との継続的なコミュニケーションが必要だと考え、運用方法の見直しを決定。

LIDDELLとの取り組みを通じ、KPI達成だけでなく、フォロワーとブランドの関係を深める方向へシフトチェンジ。投稿やストーリーズアンケートへの反応が増え、フォロワーが積極的に関わってくれるようになりました。

また、インフルエンサーと連携し、AYURAの世界観を表現することで、ターゲット層への訴求力も向上。結果としてECの20代後半の顧客層が増加し、インフルエンサー施策との相関関係も明確になりました。

単なる情報発信ではなく、ターゲット層と深く関わることで、ブランドの理解と共感を高め、持続的なファンを獲得する重要性が明らかになりました。

 

【参考記事:<共感で繋がる戦略>AYURAがインフルエンサーと共鳴し、SNSで新たなコミュニケーションを築く

 

Instagram運用のよくある失敗

事例①ユーザーの求める情報を発信していない

商品の写真を投稿するだけで、ユーザーにとって有益な情報が欠けているケースはよく見られる失敗例です。このような場合、フォロワーが投稿を見る理由が乏しくなり、エンゲージメント率が低下する可能性があります。

商品の魅力を伝えるためには、特長や使用例、さらにユーザーの生活にどのように役立つかを具体的に説明する必要があります。単なる写真ではなく、ユーザーが価値を感じられる情報を付加することが大切です。

 

事例②投稿頻度がばらばら

運用に割ける時間がないために投稿頻度が低かったり、投稿頻度がバラバラでアカウントが放置されているように見えるケースも、よくある失敗のひとつです。この場合、フォロワーとの接点が減り、関心が薄れることでブランドイメージにも悪影響を及ぼします。無理のない範囲で投稿計画を立て、少なくとも2〜3日に1回のペースで継続的に投稿を行うことが重要です。

運用を止めず、フォロワーとの接触を継続することで、エンゲージメントを維持し、アカウントの成長を促進できます。

 

事例③ 世界観の統一感がない

投稿のデザインやトーンが統一されておらず、アカウントの世界観がバラバラになってしまうケースも、Instagram運用でよくある失敗の一つです。統一感がないと、ブランドの印象が定着しづらく、フォロワーがアカウントを覚えにくくなります。

統一感を持たせるためには、投稿のデザインやカラー、フォントの選定を統一し、ブランドの個性を明確にすることが重要です。また、キャプションの文体やハッシュタグの使い方も揃えることで、アカウント全体の一貫性を保ち、フォロワーに親しみやすい印象を与えられます。

 

まとめ

Instagramは、適切に運用することでビジネスに大きな成果をもたらす強力なマーケティングツールです。

 

【Instagram運用の7つの手順】

  • 目的・方向性を決める
  • アカウントを作成・設定する
  • 投稿コンテンツを設計する
  • 投稿を最適化させる
  • エンゲージメントを上げる施策をする
  • 広告を活用したプロモーションを行う
  • 分析・改善を繰り返す

 

ターゲットに合った戦略を立て、共感を呼ぶコンテンツを継続的に発信することで、ブランドの認知度や売上アップが期待できます。ただし、すぐに結果が出るわけではないため、コツコツとした努力の積み重ねが、大きなビジネス成果へとつながります。

 

SNS運用を未実施で、InstagramやX、Threadsの運用を始めたい企業様は、インフルエンサーマーケティングに特化する弊社へお気軽にお問合せください。

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