コラム

Instagram運用代行の費用相場は?料金プラン別に徹底比較【2025年最新版】

最終更新日 2025年8月12日(Tue)

記事作成日 2025年8月12日(Tue)

Instagramを本格的にビジネス活用したいと思ったとき、最初に直面するのが「どのくらい費用がかかるのか?」という問題です。
実際に調べてみると、月額数万円から数十万円まで価格帯に幅があり、「何が違うのか?」「安ければよいのか?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな悩みを解決するために「Instagram運用代行の費用相場」を徹底的に解説します。

まずは価格感をざっくり把握できる【早見表】を掲載。
・目的別・業務別に分けて費用の内訳も明示
・さらに「個人と代理店、どちらに依頼すべきか?」の判断軸や
・失敗しないための【選び方5ヶ条】まで丁寧にご紹介します。

これからInstagram運用を外部に委託しようと考えている企業担当者・経営者の方にとって、必要な知識がすべて詰まった保存版ガイドです。
ぜひ最後までお読みいただき、予算や目的に合った最適な運用体制の検討にお役立てください。

執筆者画像

執筆者:萩原 雄太

SNS・コミュニティマーケティング専門企業「LIDDELL」取締役。
みずほ証券でトップセールスを経験後、2017年よりLIDDELLに参画。上場企業含む多様なクライアントに対し、SNS戦略立案やファンマーケティングを推進。
AI・システム開発・コミュニティ設計にも関わり、100名規模のクラウドワーカーチームを統括している。

リデルロゴ

運営会社:リデル株式会社

SNS・インフルエンサーマーケティングに特化した企業。
7,000社以上との取引実績を持ち、50,000名を超えるインフルエンサーと連携。
マーケティング戦略からキャスティング、投稿運用、AI分析、Web3領域まで一気通貫で対応。
個人の影響力を活かした「共創型マーケティング」の実現を得意とする。

【早見表つき】Instagram運用代行費用の相場を一覧!

Instagram運用代行を検討する際、最も気になるのが「費用感」です。とはいえ、代行内容や提供者によって価格帯は大きく異なります。
そこで以下では、全体の平均相場・目的別プラン・業務別の相場まで、3種類の早見表に分けて整理しました。
まずは全体像を掴みたい方におすすめの内容です。

全体平均の費用相場

Instagram運用代行の「全体的な平均価格感」を大まかに把握したい方向けに、
代理店と個人それぞれの初期費用・運用費用の目安を比較表にまとめました。
相場の全体感を掴むことで、自社の予算と照らし合わせやすくなります。

費用の種類 代理店 個人
初期費用 10万〜30万円 0〜5万円
運用費用 ・ライト:月額3万〜10万円
・スタンダード:月額10万〜30万円
・フルサポート:月額30万〜80万円
・コンサル:月額15万〜50万円
・週1〜2投稿:月額2万〜8万円
・画像制作:1枚3,000円〜
・投稿+簡易分析:月額5万〜12万円

プラン別(目的別)の費用相場

依頼する内容や目的に応じた「プラン別の相場感」を整理しました。
ライト・スタンダード・フルサポート・コンサルティング+伴走型の4つのプランを比較しています。
「どのくらい任せたいか?」によって、費用がどの程度変わるかが一目でわかります。

サービス分類 価格帯 主なサービス内容
ライトプラン
(一部代行型)
月額3万〜10万円 ・投稿画像制作
・簡易分析レポート
・週1〜2投稿対応
スタンダードプラン
(投稿〜分析まで代行)
月額10万〜30万円 ・投稿企画・制作
・スケジューリング・ハッシュタグ設計
・月次レポート・改善提案
フルサポートプラン
(戦略設計+投稿+広告運用)
月額30万〜80万円 ・戦略設計・KPI設計
・広告運用・キャンペーン企画
・ストーリーズ・リール活用
コンサルティング+伴走型 月額15万〜50万円 ・ノウハウ共有・内製支援
・Slack/Chatworkでの継続支援
・分析+改善提案

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業務別の費用相場

業務単位で切り出した場合の「業務別費用相場」をご紹介します。運用コンサルティング、クリエイティブ制作、ハッシュタグ設計・投稿文作成など、タスクごとに分解して個人と代理店の費用感を比較しています。部分的に外注したい場合や、コストの内訳を知りたい場合に便利です。

支援内容 個人 代理店
運用コンサルティング 月額6〜10万円 月額10〜30万円
クリエイティブ作成 1〜5万円 10〜40万円
ハッシュタグ設計・投稿文作成 1投稿 数千円〜 5〜20万円
投稿代行 月額数万円〜10万円 月額5〜20万円
Instagram広告運用 応相談(受注可否を含む) 5〜20万円(+広告費の20〜25%)

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Instagram運用代行を個人に依頼すると安いが、おすすめはしない

Instagramの運用代行を検討する際、まず目につくのが「個人やフリーランスへの依頼」です。
相場よりも安価に依頼できる点は、大きな魅力として映ります。

たとえば、投稿1本 数千円月額3〜5万円といった運用代行プランは、
初期費用を抑えたい中小企業や店舗オーナーにとって、非常に魅力的に感じられるでしょう。

しかし、コスト面だけで判断して安易に依頼すると
後々にトラブルや非効率を招く可能性があるため、注意が必要です。

以下に、そのリスクや注意点について、具体的に解説していきます。

【理由①】選び方が難しくリスクが非常に高い

個人やフリーランスの中にも優秀な人材はいますが、選定が非常に難しく、目利き力が求められます。というのも、実績の見せ方やプロフィールの印象だけでは、実際のスキルや責任感までは判断できないからです。

個人依頼で発生しやすいリスクには以下のようなものがあります。

  • 納期の遅延、または突然の連絡断絶
  • アカウント管理のミスによる情報漏洩や運用停止
  • 担当者が途中で離脱し、運用が頓挫する
  • 投稿のクオリティが安定しない、または効果測定がされない

特にSNSは企業のブランディングと直結する領域のため、信頼性・継続性・セキュリティを軽視してはいけません。

【理由②】依頼できるタスク量に限界がある

個人が対応できる範囲には、どうしても物理的・スキル的な限界があります。
実際に依頼できるのは、以下のような「単発・単機能型」の業務が中心になる傾向があります。

  • 投稿画像の制作のみ(1枚3,000円〜)
  • 投稿文作成やハッシュタグ設計(1投稿 数千円)
  • 月1〜2回の投稿代行

これらのサービスは一見するとコスパが良く、手軽に見えるかもしれません。
しかし、戦略設計や効果分析、継続的な改善提案といった視点が欠けがちなため、
成果が伸びにくく、効果も可視化しづらいという問題があります。

最終的には、「安物買いの銭失い」になってしまうリスクもあるのです。

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Instagram運用代行を依頼するなら多少高くても代理店がおすすめ

本格的にInstagramをビジネス活用したいのであれば、費用が多少高くても信頼できる運用代行会社(代理店)への依頼を強くおすすめします。

代理店には、個人にはない「チーム体制」「運用ノウハウ」「セーフティネット」が整っており、
短期的な効率だけでなく、中長期の成果につながる設計が可能です。

【理由①】選び方が明確でリスクが低い

代理店の多くは、以下のような情報を公式サイトや営業資料で開示しており、判断材料が揃っています。

  • 実際の運用実績(フォロワー増加、CV改善など)
  • 業種別の事例(美容、アパレル、飲食など)
  • 導入企業の声・クライアントレビュー

さらに、多くの代理店では事前に提案書や運用プランを提示してくれるため、
複数社を比較しやすく、納得感のある選定が可能です。

契約は法人間で交わされるため、担当変更時の引き継ぎや、緊急対応もチーム内で完結します。
その結果、継続性・安全性に優れた運用体制が実現できるのです。

本格的にInstagramをビジネス活用したいのであれば、費用が多少高くても信頼できる運用代行会社(代理店)への依頼を強くおすすめします。

代理店には、個人にはない「チーム体制」「運用ノウハウ」「セーフティネット」が整っており、
短期的な効率だけでなく、中長期の成果につながる設計が可能です。

【理由②】Instagramに限らずSNS全般の施策を実行できる

SNSマーケティングは、もはやInstagram単体で完結する時代ではありません
トレンドに応じて、X(旧Twitter)・YouTubeショート・LINE公式アカウントなど、
複数チャネルを連携させた戦略が求められるようになっています。

こうした変化に対しても、代理店であれば柔軟にクロスメディア戦略を実行できます。

  • TikTokの人気動画をInstagramリールとして再活用
  • X(旧Twitter)で話題化した投稿をInstagramに展開し、UGCを誘発
  • YouTubeコンテンツのダイジェスト版をストーリーズで配信

このように、複数SNSを横断する施策は、
長期的なファンの獲得やブランド価値の向上にもつながっていきます。

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Instagram運用代行の失敗しない選び方 5つのポイント

ここでは、Instagram運用代行会社を選ぶ際に必ず押さえておきたい5つのチェックポイントを解説します。

【ポイント①】全て代行してもらうか、一部分だけ代行してもらうか?

まず最初に考えるべきは、「どこまでを外部委託するか」です。

  • 完全代行型: 戦略設計から投稿制作・運用・分析・広告まですべてを委託
  • 部分代行型: 投稿作成やレポート作成など、限定的な範囲のみ依頼

社内にSNS担当者がいない場合や、スピード重視で即効性を求める場合は、完全代行型が向いています。
一方で、ある程度のノウハウがあり、細かい運用を社内で調整したい企業であれば、部分代行でも十分な成果が見込めます。

▶ おすすめの部分代行会社はこちら

【ポイント②】信頼できる実績があるか?

Instagram運用で成果を出すためには、過去の実績や成功事例がしっかりしている会社を選ぶことが大切です。

チェックすべき主なポイントは以下の通りです:

  • フォロワー数やエンゲージメント率の変化を明記した成果レポート
  • 業種や業界ごとの事例紹介
  • クライアントの声やレビュー

可能であれば、実際のレポートや投稿サンプルを見せてもらい、
その会社の提案力・運用の品質をしっかりと見極めましょう。

【ポイント③】InstagramだけでなくSNS全般の知識があるか?

Instagram単体に閉じた戦略では、もはや差別化が難しい時代です。
他のSNSとの連動によって成果が何倍にもなるケースも多く、
SNS全体を俯瞰して提案できるかが重要な判断軸になります。

  • YouTube → Instagramショートへの転用
  • Xでの話題拡散 → Instagramでのブランド強化

このような視点を持つ代理店は、短期成果だけでなく中長期のブランディングにも強みを発揮します。

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【ポイント④】問い合わせた際の対応が丁寧か?

初回の問い合わせ対応の質は、そのままパートナーシップの質に直結します。

  • 回答がスピーディで的確か?
  • こちらの業種や課題に対して理解を示してくれるか?
  • メリットだけでなく、リスクや懸念点も率直に話してくれるか?

Instagram運用は継続的なプロジェクトです。
信頼できる担当者との相性や丁寧な対話が成功のカギとなります。

【ポイント⑤】自社特有の課題を踏まえて提案してくれるか?

テンプレートのような画一的な提案しか出さない会社には注意が必要です。
優れたパートナーは、自社の事情に合わせて提案内容を柔軟にカスタマイズしてくれます。

  • 業種やターゲット層(例:美容業界×20代女性)の特性を反映
  • EC販促/採用強化など目的別に戦略を設計
  • 既存アカウントのデータを分析し、具体的な改善施策を提示

つまり、「とりあえず投稿する」ではなく、「成果につなげるための設計」があるかどうかが、選定の大きな判断ポイントになります。

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まとめ|Instagram運用代行の費用は「相場理解×選び方」がすべて

Instagram運用代行の費用は、依頼する相手や業務範囲によって大きく異なります
個人に依頼すればコストは抑えられるものの、クオリティや安定性に不安が残るケースも少なくありません。

一方で、費用はやや高めでも実績のある代理店に依頼すれば、
戦略立案から投稿・分析・改善提案まで一貫したプロフェッショナルな支援が受けられます。

重要なのは、相場を正しく把握したうえで、自社の目的やリソースに合った委託先を選ぶことです。

本記事で紹介した以下のポイントを踏まえて、ぜひご自身に最適なInstagram運用パートナーを見つけてください。

  • 相場感(全体平均/プラン別/業務別)の早見表で基礎理解
  • 個人と代理店、それぞれのメリット・デメリットの整理
  • 費用対効果を最大化するための「失敗しない選び方5つの視点」

Instagramは、単なるSNSではなく、今や企業のブランディング・販促・採用に直結する強力なマーケティングチャネルです。

その運用をどこまで、誰に任せるかによって、ビジネス成果は大きく左右されます。

費用だけにとらわれず、「成果に直結する視点」で運用代行会社を選びましょう。

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