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インフルエンサーマーケティングの企業案件相場と費用対効果を高める3つのポイント
最終更新日 2026年2月27日(Fri)
記事作成日 2022年9月5日(Mon)

「インフルエンサーマーケティングって、どのくらい費用がかかるの?」「費用対効果が見合うのか不安…」そんな企業担当者に向けて、当記事ではインフルエンサーマーケティングの費用相場や内訳、成果を高めるために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
目次
インフルエンサーマーケティングの現状と課題とは?

影響力と親近感を兼ね備えたインフルエンサーによるPRが注目を集める一方で、市場の飽和による「広告感への警戒」や、費用対効果の不透明さから導入をためらう企業も増えています。
従来の広告塔である芸能人や有名人でもなく、しかし単なる一般人でもない。消費者と同じ目線で親近感がありながらも、「憧れのあの人」でもある…、そんな発信力のあるインフルエンサーの方々にこそできる広報に着目が集まっています。
参考記事:インフルエンサーの意味とは?マーケティングへの活用方法や注意点
ですが、インフルエンサーマーケティングも徐々に数が増え、飽和してきているのも事実。「PR投稿」というものが浸透してくると、「広告」感が強くなり、SNSユーザーの中に警戒されてしまうのでは?との心配や、まだまだ発展中の分野のため相場や効果が不透明で、企業側としては導入に足踏みしてしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで本コラムでは、「企業案件の費用相場」「効果的なマーケティング戦略」「基本的な手順」をまるっとまとめ、「これからインフルエンサーマーケティングを導入したい!」という方には費用や効果などをよりクリアにイメージしていただけるように、すでに運用を始めていて「現在の導入状況を改めて見直したい」という方にはより効果的にマーケティングを実践する次の一手を見極めるヒントになるよう、インフルエンサーマーケティングの費用実態、その最先端をお届けいたします。
ぜひ自社のプロダクトやそのターゲット層をイメージしながらご覧になってみてください。
インフルエンサーマーケティングにかかる費用の内訳とは?

インフルエンサーマーケティングには、インフルエンサーへの報酬だけでなく、専門会社へのディレクション費用、プラットフォーム利用料、商品代金、二次利用費など様々な費用が発生します。
具体的な費用内訳には、以下のような項目があります。
インフルエンサーへのPR報酬
インフルエンサーに自社商品について投稿してもらう際の依頼報酬です。
ディレクション費用
インフルエンサーの選定や管理、インフルエンサーとの連絡などの全般的な舵取り(=ディレクション)を、インフルエンサーマーケティングの専門会社に代行してもらう場合にかかる費用です。
プラットフォーム費用
インフルエンサーと企業を繋げるプラットフォームサービスを利用する場合にかかる利用料です。
PR商品の代金と送料
インフルエンサーに実際に自社の商品を使用してもらう場合にかかる、商品そのもののコストと送料です。
二次利用費
起用したインフルエンサーが投稿した内容や写真を自社のPRに再活用する場合、二次利用費がかかります。インフルエンサーの許可なく投稿を利用することは著作権の侵害につながってしまうため、必ず許可を取得する必要があります。二次利用が事前に決まっている場合は、あらかじめインフルエンサーと交渉しておくことが適切でしょう。
インフルエンサーマーケティングとWeb広告の費用・効果の違いとは?

クリック課金型のWeb広告に対し、フォロワー数課金型のインフルエンサーマーケティングは、フォロワー属性を絞って潜在層へピンポイントにアプローチできるため、高い費用対効果が期待できます。
現在Web広告を利用しておられ、これからインフルエンサーマーケティングの導入を検討・併用しようとお考えの方はぜひ現在の経費や人的コストとあわせて検討にご活用ください。
Web広告とインフルエンサーマーケティングの費用相場と課金形態の違い
多くのWeb広告が「クリック数」や「表示回数」で課金されるのに対し、インフルエンサーマーケティングは「フォロワー数(1フォロワーあたり2〜8円)」を基準に費用が発生します。
まず、Web広告の種類ごとの費用相場は以下のようになっています。
| 広告種別 | > 課金形態 | 費用相場 |
|---|---|---|
| リスティング広告 | クリック課金 | 1円~数百円/1クリック |
| SNS広告 | クリック課金 | 20円~数百円/1クリック |
| クリック広告 | クリック課金 | 10円~数百円/1クリック |
| インプレッション課金 | 表示につき | 10円~数百円/1000回 |
| PV数型 | PV数 | 10万円/1万プレビュー |
| インフルエンサーマーケティング | — | 2円〜8円/1フォロワー |
既存のWeb広告の多くが取り入れているクリック課金型は、「1クリックあたりで料金が発生する」仕組みです。それに対して、インフルエンサーマーケティングはフォロワー数に対して費用が発生します。つまり、商品ページがクリックされなくても、フォロワー数が多いほどコストがかかる仕組みです。
それだけを聞くと、「Web広告の方がコストパフォーマンスが良いのでは」と感じたり、「コストがかかる分、インフルエンサーマーケティングは効果検証のPDCAを回しづらそう…」と思われたりするかもしれませんね。ですが、ここでポイントになるのは、従来のWeb広告と異なり、インフルエンサーマーケティングの最大の武器は、「フォロワーの属性を絞ってアプローチできる」点であるということです。
それぞれのメリット・デメリット
「フォロワーの属性を絞ることができる」というメリットはどういうことか。インフルエンサーはひとりひとり、得意な分野や関心を集めている分野が異なっており、自ずとそのフォロワーも「その分野・商品に関心がある層」がメインになります。そのため、フォロワーの属性を分析し、PRしたいプロダクトによりマッチするインフルエンサーを起用することで、商品に対して潜在ニーズがある層に絞ってアプローチできるのです。
近年はSNSから得た情報を元に購入を決める顧客が増えています。だからこそ、やみくもに不特定多数を対象とした広告を打つのではなく、元より商品購入者の層に近い性質のフォロワーにピンポイントでアプローチできるインフルエンサーマーケティングは、従来のWeb広告と比較して費用対効果が高くなります。SNSが普及した今だからこそ、より精度高く、数多くの潜在ユーザーにリーチすることができる仕組みが有効になってくるのです。
もうひとつのポイントは、インフルエンサーのフォロワーは、基本的にそのインフルエンサーのファンである、というSNSの構造を利用できる点です。ニーズや関心にかかわらず目に入ってしまうWeb広告と異なり、「いつも見ているフォロー相手」「自分からフォローした相手」の投稿であることで、PR投稿であっても受け入れられやすく、商品購入への心理的ハードルが低くなる傾向があるのです。
みなさんも、広告を見ただけでは購入に至らなかった商品を、親しい知人からのすすめや口コミが後押しになって購入したという経験があるかと思います。それだけ、身近に感じる他者からのレコメンドは購買行動に影響を与えるのです。
そのため、依頼時にはフォロワー数に応じたある程度のまとまった費用が発生しますが、投稿を依頼する前にインフルエンサーのフォロワー層を十分に分析することで、1回の投稿でも大きな広告効果が得られるのです。
無差別に配信・閲覧されるタイプのWeb広告はもちろん、インターネット上の行動と紐づけてターゲット広告が表示される場合も、やはりWeb広告は「広告」だと認識されるため、スルー(読み飛ばし)されたり、警戒されたりしやすい傾向があります。その点、インフルエンサーと消費者の「フォローとフォロワー」という関係性は、まずスタートラインでその壁を取り払うことができていると言えます。
もちろん、従来のWeb広告にも、比較的安価に出稿できるといった点や、そのため効果検証のPDCAが回しやすいといったメリットもあります。広告が十分な反響を生んでいると感じられる場合は、Web広告も引き続き有効な手段でしょう。ですが、コロナ禍以降、Webの利用者の年齢層や利用頻度もぐっと広がって増えてきているのが現状です。その大海の中で、自社のプロダクトにニーズを感じる層に適切に・効率的にメッセージを届けたい、と思われるなら、インフルエンサーマーケティングの持つ強みをぜひ積極的に活用してみてはどうでしょうか。
広告比較のまとめ
| インフルエンサーマーケティング | Web広告 | |
|---|---|---|
| メリット | ・あらかじめフォロワーの傾向分析ができるため、費用対効果が高い ・インフルエンサーのファンが主に投稿を見るため、受け入れられやすく、商品購入のハードルが低い。 |
・比較的安価に出稿できる |
| デメリット | 効果がわかりづらく、PDCAを回しづらい | ・広告としてスルーされやすい |
インフルエンサーマーケティングの費用対効果を最大化する3つのコツとは?

費用対効果を高めるためには、ターゲット層に合った「インフルエンサーの適切な選定」、嫌悪感を抱かれない「自然な投稿」、そしてインフルエンサー自身に商品を「自分ごと化」してもらうことが不可欠です。
ここからはインフルエンサーマーケティングの効果をより高める3つのポイントについて紹介します。
コツ1:PR投稿を依頼するインフルエンサーを適切に見極める
自社商品のターゲット属性とフォロワー層が最もマッチするインフルエンサーを選定することが、マーケティング成功の第一歩となります。
最適なインフルエンサーが見つからなかったり、絞り込めなかったりする場合は、インフルエンサーマーケティング会社に依頼する方法もあります。具体的にはコラム後半の「インフルエンサーマーケティングに取り組む手順」をご覧いただき、自社のPRにあったインフルエンサーの選定を検討してみてください。
コツ2:広告感の強い不自然な投稿は避ける
過度な宣伝色はフォロワーに不信感を抱かせ逆効果になるため、企業の理念を伝えた上で、インフルエンサーの普段のトーンや個性を活かした発信を任せることが重要です。
広告感が強いと不信感を抱かれ、せっかくのPRが逆効果になることも。商品はもちろん、インフルエンサー本人のイメージダウンにもつながってしまう可能性があります。せっかく消費者と近い目線での発信を行ってもらえるインフルエンサーという役割の方に依頼するのですから、その人の普段の投稿と、雰囲気や個性に一貫性を持たせることがポイントです。このあたりは、インフルエンサー本人の方が慣れていることもしばしばです。プロダクトのコンセプトや企業の理念をしっかり伝えた上で、その人らしい投稿になるよう、細部の見せ方やプロデュースについてはお任せすることも重要です。
コツ3:インフルエンサーにプロモーションを自分ごと化してもらう
単なる作業の「丸投げ」ではなく、プロモーションの目的やターゲットをしっかり共有し、共感して取り組んでもらうことで、質の高いアイデアや成果に繋がる投稿が引き出せます。
インフルエンサーの投稿からLPに遷移してもらうためには、投稿の内容が重要です。
意図せぬ内容を記載されて効果の薄いPRにならないようにするためにも、インフルエンサーに丸投げで発注をせずしっかりと今回のプロモーションの目的やターゲットを伝えましょう。
しっかりとプロモーションの意図を説明することで、インフルエンサーとしても自分ごと化につながり、各SNS媒体で目的達成につながる投稿内容のアイデアを発案してもらえる可能性があります。
インフルエンサーに「丸投げ」することとインフルエンサーと協力してPR投稿する場合ではプロモーションの効果が大きく異なることもよくある事例です。
プロモーションの意図をしっかりと説明したり、関係性をしっかりと構築する、プロモーション成功時にインセンティブを配布するなどインフルエンサーに自分ごと化してもらうための施策も考えていくことが重要となります。
インフルエンサーマーケティングを実践する5つの手順とは?

実践にあたっては、「目標設定」「SNS・インフルエンサーの選定」「依頼」「投稿内容の決定」「効果測定」という5つのステップを踏んで進めていきます。
ここまでの「費用相場」や「費用対効果」、そして「3つのポイント」について頭に入れていただければ、いよいよ実践です。いざインフルエンサーマーケティングを実践するとなったらどのような手順で進めれば良いのか、導入までの流れを見ていきましょう。
手順1:明確な目標と数値を決める
「認知拡大」や「購買促進」など、何を目的としていつまでにどのような成果(数値目標)を出したいのかを明確に設定し、戦略の軸を定めます。
そもそも商品を購入してもらうことが目標なのか? まずは認知拡大が目標なのか? といったふうに、何を目的としてインフルエンサーを活用するのかを定めましょう。具体的な数値目標や目標期間も同時に検討しましょう。ゴールや道筋を明確にすることで、適切なSNSやインフルエンサーの選定がしやすくなりますし、その後の修正や効果検証もずっとしやすくなります。
手順2:目的とターゲットに合ったインフルエンサーとSNSを選択する
設定した目標やターゲット層に応じて、拡散力の高いTwitter(X)やTikTok、視覚訴求のInstagram、解説向きのYouTubeなど、最適なプラットフォームとインフルエンサーを選定します。
同じインフルエンサーでもSNSによってファン層がまったく異なるというデータもあります。ターゲットによってSNSを使い分けることも有効です。プロダクト自体の性質によっても、潜在ユーザー層が日常的に利用しているSNSに偏りがある場合がありますから、ターゲットがメインで利用しているSNSを選択することも重要です。
手順3:専門会社を経由するか直接インフルエンサーに依頼をする
手厚いサポートや確実性を求めるなら専門会社へ、コストを抑えたい場合は直接DMで依頼するなど、費用対効果を踏まえて依頼方法を決定します。
インフルエンサーマーケティングキャスティング会社を通して依頼する場合
自社にあったインフルエンサーの採用代行に加え、ディレクションを行ってくれる場合があります。ディレクション費用やプラットフォーム使用料などがかかる場合があるため、その分費用は高くなります。
直接依頼する場合
依頼したいインフルエンサーがすでに決まっている場合、直接DMで依頼する方法もあります。自社でディレクションやキャスティング等の連絡を取る必要がありますが、費用はインフルエンサーマーケティング会社利用時と比較すると抑えられる可能性があります。
しかし、その場合のデメリットもあります。インフルエンサーの情報が、投稿している記事という表面しか見えないことが多いため、いざ依頼をしてみた後に自社に適切でないインフルエンサーの関心・傾向があることがわかったり、アサインしたインフルエンサーのフォロワーが活発でなく、PRの効果が低くなったりしてしまう場合があります。あくまで依頼金額のみでなく、費用対効果を踏まえてどちらの方法で行うか検討しましょう。
手順4:インフルエンサーの個性を活かした投稿内容を決める
商品のコンセプトを共有した後は細かく縛りすぎず、インフルエンサーのクリエイティビティや自由度を活かした自然なPR投稿を作成してもらいます。
インフルエンサーと利用SNSが決まったら、具体的な投稿内容を決めます。どういった投稿が見られやすいのかなどは、インフルエンサーの方が熟知している場合もあります。また、先ほどもお伝えした通り、広告らしさをなるべく排除するためにもインフルエンサー本人らしさが活かされることが重要です。
商品と表現したいコンセプトを共有したら、具体的なことはインフルエンサー本人に任せるのも手です。インフルエンサーの方もそれぞれにこだわりを持ったクリエイティングをしておられることも多いので、自由度を高めたり、意見をもらったりすることで、自社商品の思わぬPRの切り口がみつかることもあります。
手順5:投稿後の効果測定を実施し次へ繋げる
投稿完了で終わりにせず、結果を分析してインフルエンサーと共有し、長期的な関係構築と次回の施策改善(PDCA)に繋げることが重要です。
3つのポイントでお伝えしたように、投稿前には内容や表現の確認ができればより良いです。そして、投稿が完成した後も、当然ながらそれで終わりではありません。投稿後の効果測定を行うことで次の施策にも活かせますし、社内で別のプロダクトの集客をする際にもデータを活かすことができます。
プロダクトの分野が同じであれば、同じインフルエンサーと何度も依頼を重ねるうちにより投稿やPR方法が洗練されていくことも多々あります。何より、自社の製品をよりよく知って、仕事を超えて心からの興味を持ってくれるようになれば、その熱意はよりフォロワーに伝わるようになり、数字にも反映されやすくなります。そのためにも、投稿した後までインフルエンサーと二人三脚で走り切ることが重要になってきます。
インフルエンサーマーケティングの活用まとめ

インフルエンサーマーケティングは、費用相場や効果を高めるポイントを正しく理解し、人と人との繋がりを活かすことで、非常に費用対効果の高いプロモーションを実現できる強力な手法です。
ここまでご覧いただいたあなたは、インフルエンサーマーケティングのスタートを切る心構えやイメージがもうできたのではないでしょうか。
ご紹介したように、インフルエンサーマーケティングは、特定のターゲット層にアプローチをする上で非常に費用対効果の高いマーケティング手法で、大手企業からベンチャー企業まで多くの企業で活用され始めています。
ただ機械的に広告を表示するのではなく、インフルエンサーとフォロワーという、人のつながりの上に商品を乗せ、届けていく。そんな面白さもインフルエンサーマーケティングの醍醐味です。
是非インフルエンサーマーケティングを実践して、短期間でより濃密な成果をあげましょう!
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